2017年3月10日 (金)

第1回触法行為等で生きづらさがある発達障がい者等の支援を考える会

研究会のご案内です.

発達障がいのある人の親の会の代表と協働で下記の研究会を行うことになりました.
詳しくは,下記のHPをご覧下さい.

第1回触法行為等で生きづらさがある発達障がい者等の支援を考える会


日時 平成29年3月16日木曜日

   18:30~20:30

場所 大阪府箕面市坊島4丁目5番20号

   みのおキューズモール1-2F「みのお市民活動センター」

 

特定非営利活動法人D-SUPPORT INNOVATION 

代表理事 北村耕太郎

権利擁護&司法ソーシャルワーク研究所

代表 原田和明
特定非営利活動法人D-SUPPORT INNOVATION(めいぷるの会)

http://www.support-innovation.org/blank-4 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月 2日 (木)

研修のお知らせです〜フォレンジック・ソーシャルワーク研修「少年の更生支援を考える」

フォレンジック・ソーシャルワーク研修「少年の更生支援を考える」を下記の通り行います.


.日時  2017年2月25日(土)13時30分~16時30分(受付13時~)

2.場所  兵庫県福祉センター203会議室

神戸市中央区坂口通2-1-1     

3.主催  兵庫県社会福祉士会更生支援委員会

4.定員  60名(先着受付します。受講決定書は送付しません。そのままご参加ください。なお、定員を超えた場合のみ、当方より通知いたします)

5.対象者 更生保護分野に従事されている方、またはご関心のある方々

6.内容  ○講演 仮題「少年司法と児童福祉の間にある窪みに落ち込んだ少年の支援」

講師:アドラムキリスト教会 野田詠氏 牧師

○トークセッション

野田詠氏牧師、原田和明更生支援委員会委員長、更生保護関係者(予定)

7.参加費 社会福祉士会会員1,000円、非会員2,000(資料代含む)


兵庫県社会福祉士会HP  研修情報 http://www.hacsw.or.jp/html/joho-kenshu-ichiran.html
要項並びに参加申込書 「20170225.pdf」をダウンロード

20170225

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年1月30日 (月)

今日は松原市でお話をします

今日は大阪の松原市地域自立支援協議会にお招きを頂き,研修会でお話をさせて頂きます.
罪を犯した障がいのある人への支援についてのお話です.

大阪で相談支援の仕事メインに復活し,まだ1年たってませんが,大阪府内でこういった研修にも声をかけて頂き,本当にありがたいことだと思います.
罪を犯した障がいのある人への支援の理解と実践の輪をどんどん広げていきたいと思っています.そして,罪を犯した障がいのある人だけではなく,刑事司法ソーシャルワークのネットワーク形成が図れないかと思っています.特に大阪を刑事司法ソーシャルワークの関西の拠点にできないかと思っています.
28

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年1月 1日 (日)

明けましておめでとうございます〜12月のことと新年の抱負

明けましておめでとうございます.本年もよろしくお願いいたします.

12月はバタバタして記事を書く余裕がありませんでした.ですのでまとめてご報告をいたします.

12月3日は,国立のぞみの園主催 非行・犯罪行為に至った知的障害者を支援し続ける人のための双方向参加型研修会の分科会に出講しました.こぢんまりとした人数での分科会でしたが,とても密度の高い議論ができたのではないかと思います.

12月8日は,支援のため加古川刑に行きました.久しぶりの加古川刑でした.電車で行ったのは初めてなので,周りの景色をゆっくり見ることができました.

Img_1063
また,12月は窃盗で起訴されたアルコール依存症のある被告人の裁判があり,更生支援計画書や陳述書作成して提出しました.判決は執行猶予が付されたので,地域の支援につなげました.大拘にも11月から何回も足を運びました.

Img_1089


また,12月10日〜11日は早稲田大学早稲田キャンパスで日本更生保護学会があり,11日に自由報告をしましたが,時間配分を間違えて十分な報告ができませんでした.「精神障害がある被疑者被告人の更生保護についての一考察」というテーマでしたが,もっと深めていきたいと思っています.
Img_1072
今年もまだ受刑中の人の対応があります. 近いところ1月31日に松原市での講演もあります.また,箕面市で北摂近隣市町を対象とした, 介護保険の居宅介護支援事業を今の所属する法人で4月に開設する予定です.障がいのある高齢者と,また障がいのある人の高齢家族に強い居宅介護支援事業所を展開したいと思っています.ゆりかごから墓場までの支援を模索します.

改めまして,本年もよろしくお願いいたします.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年11月 7日 (月)

再度あげます!非行・犯罪行為に至った知的障害者を支援し続ける人のための双方向参加型研修会のお知らせ

〈拡散希望〉

今年度も下記の日程で,国立のぞみの園主催 非行・犯罪行為に至った知的障害者を支援し続ける人のための双方向参加型研修会が行われます.

今年度は,2日間の日程です.1日目にセミナー的な部分も取り入れています.2日目は分科会ですが,私は今回も,第4分科会 地域 を担当しています.多くの方のお申し込みをお待ちしています.
主 催/ 独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園
期 日/ 平成 28 年 12 月2日(金)~ 3日(土)
場 所/ 筑波大学 東京キャンパス

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月18日 (火)

非行・犯罪行為に至った知的障害者を支援し続ける人のための双方向参加型研修会のお知らせ

今年度も下記の日程で,国立のぞみの園主催 非行・犯罪行為に至った知的障害者を支援し続ける人のための双方向参加型研修会が行われます.

今年度は,2日間の日程です.1日目にセミナー的な部分も取り入れています.2日目は分科会ですが,私は今回も,第4分科会 地域 を担当しています.多くの方のお申し込みをお待ちしています.
主 催/ 独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園
期 日/ 平成 28 年 12 月2日(金)~ 3日(土)
場 所/ 筑波大学 東京キャンパス

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年9月 5日 (月)

9月1日〜2日に福祉のサービスを必要とする罪を犯した知的障害者等の地域生活支援を行う施設職員等研修会〈中央研修会〉(広島会場)に出講してきました

9月1日〜2日に国立のぞみの園主催 福祉のサービスを必要とする罪を犯した知的障害者等の地域生活支援を行う施設職員等研修会〈中央研修会〉(広島会場)に出講してきました.

この中央研修会は,平成23年度から続いていて今回で6年目です.平成24年度からは関東と西日本の2回開催となっていますので,11回開催された事になります.私は1回目からの皆勤です.

今年度は西は広島,東は所沢で行われます.そしてまずは,広島からです.

講義はもう何年も続けている「地域における支援」なのですが,少しずつ内容を変えてきています.障がい福祉の制度とそれを取り巻く制度も少しずつ変わっていますし,障害者権利条約批准に伴うさまざまな変化にも合わせていかねばなりません.そして,司法と福祉の状況も変わりつつあります.講義だけではなく,最後の方で,演習のコメントも出させてもらったりするので,全体を通じてこれを言っておこうと思う事も発言させてもらっています.また,夜の質問会も出させていただいて,発言もさせていただいています.ちょっとしゃべり過ぎちゃうのですが(^-^

Photo

研修の中身とは全く違う話なのですが,1日と2日の両日,昼食でいただいたお弁当が素晴らしかったのです.彩りもよく,古代米を使ったヘルシーで美味しいお弁当でした.このお弁当なのですが,NPO法人「ウイングかべ」という法人さんの作業所で作っておられるそうなのです.
Thumb_img_0873_1024

ホームページはこちらです.超おすすめです.
http://www.wing-kabe.com/可部夢街道弁当/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年9月 4日 (日)

先だって証人尋問に出廷した刑事裁判で

先だって,ある知的障がいのある男性被告人の支援で,更生支援計画書を作成し,刑事裁判に情状証人として出廷してきました.累犯の人ですが,ここ3年以上再犯がなかった人です.

弁護人も何回もその人の弁護をされている方で,若干の入れ替わりはあるものの支援者による支援も受けて,生まれ育った地域で生活している人です.私がこの人を刑事事件で支援するのは2回目です.

更生支援計画書も同意されて証拠採用となり,尋問となったわけですが,ほとんどぶっつけ本番,アドリブ満載の弁護人尋問の後,いよいよ検察官尋問となる訳です.検察官にもよりますが,厳しかったりこちらのあらを引き出そうという質問がよくあるのですが,この検察官は,前回の支援とどういう点が違うのか,といったような質問をしてきました.

今回は,今まで利用していた福祉関係事業所の身元引受人がキーマンとなって,住居も福祉的就労先も提供できることなどを証言しました.「今まで利用していたところで大丈夫なのか」「その状況で再犯に至ったのではないか」などと突っ込んでくるかと思ったのですが,突っ込みはなく,尋問終了しました.まるで,こちらのいいとこだけ主張した結果になりました.ちょっと弁護人尋問のような感じがしました.

そして裁判官も,被告人の再犯防止と更生には何が必要かなど,いろいろ質問され,私の意見をじっくり聞いておられました.大きな事件でもない累犯の人の裁判で,こんなに丁寧に質問される裁判官は珍しいと思いました.

その後,被告人質問でも,検察官の尋問では,厳しく問いただすというよりも,むしろ,どう更生していこうかという意思の確認のような質問が多く,裁判官もじっくりとどうしていこうと思っていますか,更生のためにはどうしたらよいと思いますかなどといった質問を穏やかにされていて,被告人の彼も,泣きながら答えていました.

まるで,少年審判のような,ちょっと治療的司法っぽい,とてもいい感じの裁判でした.終わった後,少しさわやかな感じがしました.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月14日 (日)

相模原市障がい者施設刺殺事件に思うこと②

この事件による問題は,障がい者福祉全体だけではなく社会に波及していることは間違いない.特に権利擁護という視点での問題が大きく露呈したともいえる.

まずは,被害者である知的障がいのある人,特に重い身体障がいを伴った重度心身障がい者といわれる人への人権である.報道によると加害者は,優生思想に基づき,重い障がい者は何も生み出さず,税金を浪費し社会にとって害があるとして犯行に及んでいる.もちろんそれは許されることではないし,客観的に全く間違っている.しかし,日本には根底的な優生思想が強い.障がいのある人を蔑むという考え方が底辺で残っているのは実情であり.ネット上の反応を見ても,この加害者に同情的な発言やその思想に同調する発言が多く見られている.

福祉の現場でも,障がいのある人を下に見ている職員が多く見受けられる.障がい者に寄り添えない,共に生きられない職員という言い方のほうがしっくりとくるかも知れない.できない奴にしてやっているという職員というべきか.この加害者もきっとそうだったんだろう.そういう意味では,この加害者だけが,極めて特殊と言えるのだろうかとも思う.現場での職員の権利擁護観がどうなっているのかは,福祉現場では確認していかねばならない.

次に精神障がいのある人に対するバッシングである.そもそも,障がい福祉は一枚岩ではない.特に障害者自立支援法以前は,障がい者関係団体の対立なども多かった.障がい種別間,施設組織と当時者組織などの対立である.互いの障がいを理解できないということが,しばしば見受けられていた.これは,障がい者組織を一枚岩にさせないという,政策的な部分もあったのだろう.長らくその時代が続いたため,今でもそれは残っている.特に精神障がいのある人については,戦前には非人権的,そして今もなお差別が続いているのは言うまでも無く,社会では偏見が強く残っている.何か事件が起こると,報道しなくてもいいのに警察発表通り「精神科に通院していた」と載せられる.その病名は関係なく精神障がいが一人歩きするのだ.精神障がいに対して他の障がい種別の福祉関係者が無理解であるがゆえ,今度の事件で偏見を強くするということも起きるだろう.

この加害者がこの事件の前,措置入院していたということで,措置入院の見直しをするという話が出て,検討会の設置までされるという.一般の市民にとっては,政府はすぐに動いたと思うのだろうが,とんでもない話である.池田小学校事件の際も,加害者が直前まで措置入院していたことで,精神障がいのある人の犯罪が取り上げられ,保安処分としての要素の強い医療観察制度ができた.これは司法手続きなので裁判所によって審判がなされる.鑑定入院や社会復帰調整官や参与員の調査や関与といった,判決前調査もなされる.あるいみ,社会モデルが導入されている.しかし,措置入院で一定司法が関与し予防拘禁的に入院となると,全く話が違ってくる.また,症状がなくなれば人権的にも措置解除するのも当たり前だし,症状がない人をもしものことがあったらと予防拘禁することはできない.それこそ,ナチスの行ったT4作戦のようなもので,この加害者の思想を肯定するようなものである.

そもそも,起訴もされていない段階で,精神障がいを要因にあげるかのごとく措置入院の見直しを持ち出すのはどうなのかと思う.まだ,真実は分からない.池田小学校事件の時も加害者は措置入院は詐病であったことが分かったが,医療観察制度はできた.あの時の精神障がい者とその家族の苦しみがまた再現されることにならないのだろうか.前出したように,この国では障がいのある人への偏見が強い.今回,知的障がいのある人が被害者であり,加害者が措置入院の経験があるので精神障がいのある人が知的障がいのある人を殺害したという構図になっているが,かつて,レッサーパンダ事件や東金事件,近くは佐世保市高1女子同級生殺害事件など知的障がいや発達障がいのある人の事件が起きたときはどうだったろうか,ちなみに,東金事件の際などは,特に中軽度の知的障がいのある人の家族から,近所でどう見られているのか不安,隠れるようにして外へ送り出している.などの,発言を直接聞いた.下手をすると,治療反応性の乏しい人まで措置入院という名の予防拘禁をされてしまうのではないかと危惧してしまうのである.従って,これは,精神障がいのある人だけの問題ではない.

次に,被害者や被害者遺族に対する偏見だ.これは,被害者に障がいがなくても日本には存在している.一部には被害者の名前を出さないことを批判する声がある.名前を伏せておきたいという遺族に対して,障がい者差別や偏見と立ち向かうためにも公表するべきだという声がある.また,怪我をした被害者家族はメディアに出た方もいる.

しかし,この国には被害者の非を責めたり中傷する人が多い.住所や電話番号を突きとめて直接嫌がらせをしてくる例が後を絶たない.今回の被害者は確かに本人の非を責められない重い障がいのある人たちである.しかし,家族に対してどういう非難をするかは容易に想像がつく,「施設になぜ入れていたのか,邪魔だったのだろう」「死んで良かったと思っているのだろう」「これから施設を訴えてもうけようと思ってるのだろう」などなど,実際,犯罪被害者家族が受けたこういった中傷被害を事件が解決してかなりたってから語っている例がある.事件からかなりたっても中傷はある.それらから守れると言い切れるのなら名前を出せと言えるだろうが,そういう担保もせず名前を出せといえるのだろうか?すでに,加害者に賛同する声が出ているのだ.障がいのある人を排除するべきという思想をもった人々による,中傷というテロ被害から遺族を守れるのかということである.

ちなみに,このヘイトクライム予備集団のような人たちが,再び同じような犯罪を企てないとも限らない.福祉施設は監獄でも閉鎖病棟でもない.外からの侵入を完璧に防げないし,閉鎖的な場所にしてはいけない.不十分な福祉教育を充実させ,偏見のない社会にしていくことの方が,措置入院の強化とか警備の強化よりも長期的に見て必要なのだと思う.



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月31日 (日)

相模原市障がい者施設刺殺事件に思うこと①

この事件についてブログに書かなければならないと思いながら,この事件のあまりの重さに今まで書くことができませんでした.事件直後から,報道を通じずっとこの事件を見つめてきました.障がい福祉関係者として,刑事司法福祉関係者として,非常に重いものを感じています.

まず,加害者が本年2月まで現場の施設に正規職員として勤務し,本来障がいのある人の理解者,代弁者,支援者であるところが,障がいのある人の命を奪ってしまうことが社会のためにも良いというような発想を持ってしまったことに衝撃を受けました.

これは,かつてナチスドイツが行った優生思想に基づくT4作戦とT4作戦中止後行われた野戦化した安楽死政策と同じ思想です.障がい福祉に携わったものが,このような思想を持ったことにショックを受けたと同時に,今も障がい福祉関係者に,同じような考え方の人がいるのではないかという疑念が生じました.

また,もう一つショックなことは,障がい福祉に関わり合いのない,一般の人の一部から,加害者の行為に賛同し,賞賛する声がネットに巻き起こったことです.障がい者への理解が乏しいのは我が国の福祉教育のあり方からして,ある意味仕方がないことかもしれません.しかし,生命を軽視し,遺族や障がい福祉関係者を苦しめる発言を簡単にしてしまう人々が,こんなにもいることがとても情けなく悲しく思えました.

まずは,物言えぬ人,抵抗できない人,殺される理由がない人が命を奪われたり,傷つけられたりしたことが問題であることはいうまでもありません.かつて糸賀一雄氏は重い知的障害のある子どもたちについて「この子らに世の光を」ではなく「この子らを世の光に」とおっしゃいました.生きていて意味のない命や,社会に対してマイナスになる命などないのです.

そういう意味では,この加害者の命もそうなんだと思います.

まだまだ,書きたいことはありますが,ひとまずはここまで.



| | コメント (0) | トラックバック (0)

«『福祉のサービスを必要とする罪を犯した知的障害者等の地域生活支援を行う施設職員等研修会』<中央研修会>のお知らせ