2020年8月17日 (月)

6月以降の生き直し支援について〜コロナの影響〜

5月の緊急事態宣言解除以降,それまで止まっていた刑事手続が突然一斉に動き出し,次々に公判期日が入ってくるという状態になり,今まで対応していた人に合わせて新しいケース依頼が入ったり,ダブル執行確定待ちの人が検事控訴された上,控訴審前に再犯とか,様々な事があって6月7月はほとんど休みなく働いていました。さすがに裁判はリモートにはなりません(笑)。複数の弁護士さんのケースを一人で対応するのでてんてこ舞いでしたが,8月に入ってもまだその余韻が続いています。6月〜7月は 更生支援計画3本と証人尋問が3回で5人の対応をしました。今日も更生支援計画を1本作成し,まださらに対応しているケースが3人継続している状態です。

勾留されている人はコロナのおかげで勾留期間が長くなり,さらに大阪拘置所のコロナ感染があって一般面会は禁止となってしまって大変でした。勾留されている人も大変だったと思います。

対応させて頂いた人の中には,知的障がいや発達障がいがあり,その障がいが大きな生活支障となっている人もいましたが,最近は窃盗症や覚せい剤などの薬物,ギャンブルなどの依存症のケースが多いです。普段から,リカバリーパレード関係などでアディクトの皆さんとのお付き合いは多いので,依存症のある人を支援することについての抵抗などは全くありませんし,主にダルク等自助団体へつなぐことを主体とした支援を行うことで,生き直しへの自己決定を促しています。

細かいことを書いている余裕がないのですが,もう少し時間がとれるようになれば,こうした支援で今思うことを書いてみたいと思います。

 

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2020年8月10日 (月)

大学等の遠隔授業

コロナ禍のため非常勤講師として出講している大学等の授業も遠隔授業になりました。一方向で課題を出してレポートを書いてもらう授業もあれば,ZOOMを使った双方向の授業もあります。ZOOMを使っての講義は,学生さんにはビデオオンを求めてないこともあって,どんな感じで聞いているのかが分からず結構辛いものがありますね。普段,講義や講演ではいかに聞いている人の様子をうかがっていたのかがわかります。つかみがうけてるのかどうか分からないのが辛い!昔,大学受験ラジオ講座というのがありましたが,そんな感じ?でもスタッフもおらずただパソコンの画面を見ながら喋るのは辛い!YouTuberには,なかなかなれませんね。

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本年4月1日付で本務先での人事異動がありました

本年4月1日付で私はグーテン兼ヘルパーステーションかやの所長兼支援センターい〜な 相談支援室長から,新しく法人にできた組織である,大阪育成会相談センター所長兼みのお分室長を拝命しています。

大阪育成会相談センターは,大阪市東成区(鶴橋)にある中央支援センターと箕面市にある支援センターい〜な 相談支援室(みのお分室)のふたつの相談支援事業所を併せた組織です。大阪手をつなぐ育成会には他に,委託相談併設,地域活動支援センター併設,就労・生活支援センター併設の相談支援事業所が3カ所あります。なお,中央支援センターは,5月1日に支援センター中と共に新しい建物に移転しました。

中央支援センターでは,特定相談支援,障害児相談支援,一般相談支援,保育所等訪問の障害者自立支援法に基づく事業の他,委託事業である障害児早期療育事業(ポニーの学校)の業務を行っています。みのお分室では,今までどおり,特定相談支援,障害児相談支援,一般相談支援の障害者相談事業の他,介護保険の居宅介護支援事業を行っています。また,大阪府内在住の知的障がいのある人の本人活動も中央支援センターが窓口となって担っている他,全国手をつなぐ育成会連合会の本人活動支援委員会の事務局も担っています。

なお,私は支援センターい〜な(みのお分室)の管理者兼相談支援専門員です。居宅介護支援事業の管理者でもあります。ですので,分室から応援のような形で中央支援センターに出張っています。そのため,サーバーや支援ソフトの設定を変えてもらい,中央支援センターでもみのお分室でも共通して仕事ができるようにしているため,滞りなく業務はできています。その上,コロナのため会議が概ねリモート化していて,中央支援センター,支援センターい〜なのどちらに居ても法人内外会議に参加出来るようになっています。これは怪我の功名ならずコロナの功名ですかね。もっとも以前から法人の相談支援担当者間では,リモートを使えば時間や交通費など経費節減になるという意見が出ていて,準備を進めている最中でした。

異動していきなりコロナ禍による緊急事態宣言になり,相談支援としてコロナ対策をしました。また,5月には引越があったりしてバタバタしました。本務だけではなく更生支援の取り組みや非常勤講師の業務もコロナの影響を受けて全てが様変りしてしまった感があります。写真はできるだけお金をかけずに作ったパーテーションです。中央支援センターと支援センターい〜なそれぞれに作りました。当時は農業用のビニールシートが手に入らずビニール袋などで作りましたが,そろそろビニールシートもよいものが出回ってきたので取り替えようと思っています。

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佐藤幹夫氏の著書 ルポ「闘う情状弁護へ」(論創社)に私が載っています

3月に出版されました佐藤幹夫氏の著書 ルポ「闘う情状弁護へ」(論創社)の 第Ⅲ部 司法と福祉の協働が新たな「人権侵害」とならないために 第10章 福祉の仕事は「再犯防止」か――「更生支援計画書」の誕生、ある社会福祉士の危惧 が私へのインタビューを元としたルポルタージュになっています。

他私の知人を含め様々な方への取材に基づいて,誇張や脚色なく書かれているルポルタージュばかりです。このブログのサイドバーにあるリンク「私が書いたり載っている本等」にもAmazonへのリンクを貼っています。

http://ronso.co.jp/book/ルポ%E3%80%80闘う情状弁護へ/ 論創社HPへのリンク

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2月17日は兵庫県社会福祉士会更生支援委員会のフォレンジック・ソーシャルワーク研修に参加しました。

2月17日はコロナ禍が迫る中,フォレンジック・ソーシャルワーク研修に出講しました。

この研修については,いつもこのブログでも宣伝していたのですが,コロナでの忙しさや法人内でのちょっとしたトラブルもあってすっかりわすれていました。

この研修では「刑事司法ソーシャルワーク実践を事例から学ぶ」いつもと代わり映えしない講演テーマで募集公開したのですが,実際にお話したのは,罪を犯した依存症のある人への支援です。以前から,依存症という視点で罪を犯した人を捉え,支援するということはずっとやっており,その関係のお話しも少しずつですが行っていました。この研修では,委員会でのリクエストもあり,クロスアディクションのことも含めてお話しをさせていただきました。

2019年度は無事フォレンジック・ソーシャルワーク研修を対面で行えました。2020年度は多分リモートでの開催になるかと思います。皆さんの参加をお持ちしています。このブログでも宣伝したいと思います。

2019

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2020年8月 9日 (日)

2月14日は国立のぞみの園「非行・犯罪行為に至った知的障害者を支援し続ける人のための双方向参加型研修会」に出講しました。

2月14日には,国立のぞみの園「非行・犯罪行為に至った知的障害者を支援し続ける人のための双方向参加型研修会」第4分科会「地域で支えるということ」に出講しました。本年度も武蔵野大学の木下さんとのコンビです。

定員ほぼいっぱいの盛況でした。今年は新しい試みとして,事例検討だけではなく更生支援計画を作成するというワーキングをやってみました.しかし残念なことに時間があまりなく中途半端に終わってしまいました。今後機会があれば,じっくりやってみたいと思いました。

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長らく記事を投稿せず申し訳ありませんでした

1月27日の投稿以降,長らく記事を投稿しておらず申し訳ありません。

2月は法人内のちょっとしたトラブルに巻き込まれた上,コロナ対応が始まり,3月はコロナ対応が本格化する中での年度末を迎えました。4月は法人の新しい部署である大阪育成会相談センターへの人事異動があり,大阪東成区の中央支援センターと箕面市の支援センターい〜な 相談支援室2カ所の本務先の対応,4月末には中央支援センターの引越でバタバタしました。4月に発令された緊急事態宣言以降も毎日出勤し対応にあたりました。5月の緊急事態宣言解除からは,緊急事態宣言以降止まっていた刑事手続が一気に動き出し,6月からは公判が相次いで開かれ毎週のように拘置所での面会,更生支援計画も作成と情状証人出廷を行い,本務と更生支援でほぼ休めない状況になってしまいました。

7月に入っても刑事手続ラッシュはやまず,8月に入った今も入口支援3ケース,出口支援1ケースを抱えた状態です。一昨日の8月7日(金)も拘置所に特別面会に行ってきました。今日も今から,新しいケースの更生支援計画を作成し,勾留中の人に弁護士に提出した更生支援計画を送る準備をし,さらに長らく返信出来ていなかった,受刑中の人たちへのお手紙も書かねばなりません。

今から,合間を見て2月から7月のトピックスを投稿します。

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2020年1月27日 (月)

「執行猶予中、万引で捕まった女性に下された判決」47NEWS記事について

そろそろほとぼりが冷めてきたのでこの記事を載せます。

1月6日にYahoo!にも掲載された共同通信社の記事です。実はこの元記事は昨年既に沖縄タイムス,長崎,秋田魁新報,大阪日日,中国(セレクト),神奈川,徳島(夕刊),京都,西日本(夕刊),南日本,岐阜,大分合同の各新聞に掲載されたシリーズもののひとつです。

少しだけ追記しておくと,いつも申し上げていますが,私は刑事処分を軽くするためにこういった活動を行っているのではなく,あくまでも,更生を支援するために行っています。更生に向けての自己決定をしてもらうために,更生支援計画という提案を行っているともいえます。刑事処分が軽くなるのは,あくまでも裁判で情状酌量された結果であって本来の目的ではありません。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200106-00000002-yonnana-soci

https://this.kiji.is/583572280111350881?c=39546741839462401

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2020年1月26日 (日)

先月11日は愛媛に行ってきました。

12月11日は愛媛県松山市に行ってきました。愛媛県社会福祉協議会 主催 令和元年度 第4回サービス向上研修会「地域で見守る更生支援」に出講してきました。仕事の関係で日帰りの強行軍でした。せっかく道後温泉の近くまで来ましたが残念です。

愛媛の皆様には,熱心に講演を聴いて下さり,大変ありがとうございました。また,愛媛県社協の皆様も,大変ありがとうございました。今度行く時は,泊まりでゆっくりしたいものです。

往復の特急しおかぜがジェットコースターのように揺れてとても面白かったです。

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24歳被告が祖父をめった刺しにした本当の理由は…心理士や福祉士鑑定で裁判が変わる 毎日新聞

毎日新聞で司法ソーシャルワーク研究所設立の記事が取り上げられました。

私へのインタビューも取り上げられています。有料記事ですが是非読んでみてください。

https://mainichi.jp/articles/20200103/k00/00m/040/049000c

 

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