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2010年9月14日 (火)

刑務所での療育手帳取得

療育手帳は実施主体が都道府県か政令指定都市です。住民登録しているところが実施主体になります。

ちなみに,住民登録地がない受刑者が療育手帳をとるとしたらどうなるのか,それは,その刑務所のあるところが住所地になるのです。

ところでこの療育手帳実施主体が都道府県か政令指定都市ですから,それぞれの自治体で判断してやっているんですね。

療育手帳は知的障がい者更生相談所で判定してもらって交付を受けるのですが,たとえば遠方の施設にいる人であれば,住民登録地のある都道府県や政令指定都市がそ施設の知的障がい者更生相談所に判定委託が可能です。

ところが,困るのは住民登録地のある都道府県や政令指定都市の判断が自治体によってちがうのです。「初回だけについては委託できないから出所してから判定を受けて」という自治体もあれば,「いや刑務所のあるところの知的障がい者更生相談所に委託で大丈夫」という自治体があって,まちまちなのです。

そして,住民登録地がなければ,自動的に刑務所所在地です。

これってめちゃめちゃ不公平じゃないですか?住民登録地があるかないか,あっても自治体によってで療育手帳が受刑中にとれるかとれないかが決まってしまうのです。おかしいですよね\(*`∧´)/

療育手帳を持って出所し,福祉のサービスや障害基礎年金,或いは障がい者雇用などの手当てを受けることで自立更生につながるのに,なぜ門戸を閉ざすのだろうと思えるのです。

本件については知っている厚労省の中央の人へも聞いてみるつもりです。

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コメント

日頃のSWご業務、大変敬服し、本ブログを拝見し勉強しております。
いつも突然の電話相談や取材依頼などの非礼を、この場を借りてお詫び致します。

さて、こちらは埼玉ですが、できる限り、歯を食いしばっています。なかなか・・・。
でも、協力者も少しずつ、増えてきてます。
感謝の日々です。

当方のような貧困分野からの切り口でみたとしても、刑事司法の流れの中で、さまざまな介入口が、もっともっと求められるべきはずです。

陰ながら応援しています。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。

投稿: 埼玉CSW:M | 2010年9月16日 (木) 01時44分

どうもどうも。お世話になっています。

数少ない同志の方からコメントをいただきありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。私もできるだけのことはしたいと思っています。

投稿: 原田です | 2010年9月17日 (金) 23時21分

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