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2010年10月18日 (月)

リーガル・ソーシャルワークでの面接実践

ソーシャルワークの基本は,利用者と同じ目線でということになります。また,利用者ができるだけわかりやすい言葉を使うということも大切です。

もちろん,出所者対応等ではその人のわかりやすい言葉を使う必要があります。たとえば下記のような感じです。

SW「ところで弁当持ってて2刑持って入ってたんやろ?」

CL「弁当って?」

SW「ごめんごめん執行猶予。」

CL「うん」

SW「全部で何年うたれたん。」

CL「3年半」

SW「そうか,事故なかったん。」

CL「不正交談で1回。」

SW「何日か座っとったん?」

CL「5日座った。」

SW「そう,しんどかったね。他はまじめに務めとったみたいやね。だけどガラ受けがおらへんから満期になってもたね。」

CL「保護会が受けてくれへんかってん。」

SW「確かに保護会が受けてくれたらカリシャクもらえたかもね。パロール(パロル)は入ったん?」

まだまだありますが,こんな感じですかね。ちょっとガラの悪い感じもしますが,できるだけコミュニケーションを円滑にして,利用者との関係を作るためには,私は手段としてはいいと思っています。

では少し解説を,

弁当は執行猶予,弁当持ちと言うと執行猶予中の人。

刑務所に入っていたの?と聞くよりは,何年うたれたの?と聞いた方がより実践的,ちなみに,刑が確定したことを赤落ちといい,刑務所に収容されることを○○刑務所に落ちたと言います。

事故は,規則違反のことでこれはたくさんあります。交談は会話のことですが,工場内などで勝手に他の人としゃべると不正交談になります。

座るというのは今の法律では,閉居罰といいます。戒告などほかの懲罰もあります。懲罰室のなかで,作業の代わりに決まった向きで安座か正座でひたすら座ることを要求される罰です。トイレも許可を得る必要があります。「用便願います」ですね。ちなみに刑務官に用があるときは,報知器というもののボタンを押してしらせます。古い刑務所では,バタンと落ちるタイプだそうですが...

受刑のことは,「お務め」というように務めるです。ガラ受けは身柄引き受け人つまり身元引受人のこと,ガラ受けがないとカリシャク(仮釈放)はもらえません。ガラ受けがない場合は,保護会つまり更生保護施設でガラ受けをしてもらい,そこで保護観察を受けるという場合もあります。

パロール(パロル)はカリシャクに向けての調査票のことですね。

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