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2010年10月30日 (土)

当番・国選ソーシャルワーカーについて(毎日新聞の記事に補足)

毎日新聞の記者さんから新聞が届きました。やっぱり,ペーパーの方が伝わってきやすいような気がしますね。拡大してPDFにしてみました。

「mainichi_tokyo_tyoukan2010.10.27.pdf」をダウンロード

ちなみに埼玉のほっとポットさんの記事は,何倍もデカくその横に私の記事があります。ただし,朝刊で漫画アサッテ君のある社会面の右上ですから,社会面トップ記事で,その横に私の記事があるということになり,それで目立ってしまっています。

さて,記事に国選社会福祉士というのが載っています。これについては同じ意見を持っている法学者や社会福祉士がおられます。私は,2,3年前からそういう意見を持っています。

社会福祉士となっていますが,私は社会福祉士か精神保健福祉士,つまりは有資格のソーシャルワーカーと思っていて,独占業務にしてもいいのではないかと思うほどなのです。(もちろん刑事司法に関わるスキルはいりますが)

都道府県社会福祉士会での講演等に呼ばれた際は,最近特に言っているのが,当番社会福祉士,つまりは当番ソーシャルワーカーです。各社会福祉士会や精神保健福祉士協会が,当番ソーシャルワーク委員会のようなものを作って対応できないかと思っているのです。

また,国選ソーシャルワーカーは,国選ソーシャルワーカーとして被疑者,被告人段階からかかわり,更生支援計画を立案しその実施に当たって地域のソーシャルワーカーにつなげるなどの,刑事司法手続の中での福祉的支援のコーディネーターとして存在し,再犯防止と自立更生につなげていきます。

今の日本の刑事司法では難しいのですが,本来国選ソーシャルワーカーは弁護人側の立場ではなく中立で意見を述べる立場にあるべきが理想ではないかとも思うのですが,ここまで行くと法学の領域になってしまいますね。

これらは,制度の裏付けがないと,「選任をどこがするのか」「予算は」といったことが解決されません。しかし,当番とはいかないまでも,都道府県の社会福祉士会や精神保健福祉士協会で弁護士会と連携して刑事司法における福祉の窓口を設けることはできるのではないかと思います。

このあたりのことは,機会があれば著作か論文にして,整理したうえでお示ししたいと思います。

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