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2011年1月29日 (土)

福祉関係事業所の成年後見制度への認識について

以前にも,私が成年後見人を務めていることは書きました。

福祉関係の事業所にとって,成年後見人等がついている人は,利用費の支払いや契約行為が確実におこなわれるという点でメリット感があると思います。

しかし,成年後見人等は事業所の協力者ではありません。優先されるのは,勿論利用者の権利擁護であり,事業所の行為が利用者の権利を侵害していれば,成年後見人等は,たとえ普段からよく知った心の知れた事業所であっても,はっきりと申し入れなり,時には訴訟も考えなければならないような立場です。

確かに,身上監護の点でも成年被後見人等が十分な支援を得られていれば,事業所に対して感謝の意をしめします。それは,成年被後見人等に代っての意思です。

身上監護面で成年後見人等から意見をされることで,そういった成年後見人を排斥しようとすることは当然間違いであり,ましてや,事業所や事業所の管理者が事業所へ協力的な候補者をざがして申立させようとするなどといったことがあれば,それ自体が利益相反であり権利侵害であると言えますね。

もう一つ申し添えるとすると,成年後見人等は事業所にとって協力者ではないが,怖い存在ではないということです。もし特に身上監護面において,成年後見人等が怖い,うとましいという考えの事業所があれば,問題だなぁーと思います。

当然ながら,この成年後見人等の意見はききたくない!なんてことはダメです。

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コメント

事務所と個人で数十件担当していますが、よくある話です。
残念な事業所さんがあるのも事実ですが・・・
とはいえ、こうした事業所とは別に、入所系の施設や、病院のMSWさんたちは後見制度を上手く活用して、利用者さんらの権利養護を実践してますね。

投稿: 岡山のしんみょー | 2011年1月31日 (月) 12時21分

しんみょうさんありがとうございます。

しかし数十件ですか?すごいですね。私もがんばります。

投稿: 原田 | 2011年2月 1日 (火) 11時00分

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