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2011年2月

2011年2月28日 (月)

勝手にプチ書評「ドキュメント 長期刑務所」~私のおすすめ本

今度は刑務所の中からのメッセージです。しかもLB級の刑務所からです。

かなり以前に矯正関係の方と話していると「LB刑務所は刑務所の大学院」という話があって,思わず吹き出してしまいました。

LBとは,Lが10年以上の執行刑期(この本が書かれた時は8年以上)を表し,Bが犯罪傾向の進んだ者,すなわち累犯者ですから,刑期が長い凶悪犯罪者を多く収容しているということになります。

LB級の刑務所は,旭川,宮城,岐阜,徳島,熊本です。LがつかないBの人も若干収容されています。

作者の美達大和氏は,2件の殺人で無期懲役です。作者も書いていましたが,今でしたら死刑であったろうと思います。

A級刑務所については,黒羽や加古川の様子について,元受刑者から何冊かの本が出ていますし,LA刑務所についても元受刑者の紹介本や記事があります。しかし,LB刑務所のドキュメントは聞いたことがありません。昔の大阪刑務所の様子などは,安土茂氏が本に著していました。

この本を読んでいると,獄に落ちた殺人者たちの生の様子が伝わってきます。非常に重い本ですが,刑務所の中の様子が伝わってくるようです。まるで,その場面の映像が見えてくるような文章で書かれています。

作者は,罪を悔い,日々反省の日々を送っているようです。そして,正反対に反省もせず被害者を逆恨みするような受刑者に対して,厳しい視線で見ていることが書かれています。

マキシマム・セキュリティーとも言われるLB刑務所,無期懲役の作者は,この刑務所を終の棲家としています。たしかに無期懲役の仮釈放までの期間が30年を超えた今,ほとんど終身刑であるといえましょう。この本は,終の棲家の様子とその生活を伝えてくれているのです。

刑務所の様子は,私たちにはわかりません。特にLB刑務所となればなおさらです。刑務所に関わる規則なども細やかにこの本は書かれていて,作者が日々勉強していることにも感心させられます。読書家であることにも感銘を受けました。人は変わるものなのですね。

この本はかなり以前に購入して,何回も思い出したように読んでいます。

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2011年2月25日 (金)

原田の4月からのこと詳細

原田は,4月から大阪の高石市にあります「南海福祉専門学校」の専任講師に就任する予定です。

また,研究フィールドとして,吹田市にあります「特定非営利活動法人 以和貴 地域生活支援センターすいた以和貴」でアドバイザーとして相談支援に関わる予定です。これは,以和貴や吹田市に触法障がい者を滞留させようとするものではなく,いかに地域に戻して社会復帰を促進させようというための活動と考えています。それは,イコール私の実践研究活動なのです。

その他にも,講師出講等や相談支援に従事している皆さんを僭越ながらアドバイスさせていただくなどの,直接私が支援することよりもこういった支援の輪を広げていくことにシフトしていきたいと考えています。

より良い支援を展開するには,こういった支援を多くの皆さんで担っていただくことが重要であると考えているのです。

ちかみに講演やアドバイス等のご依頼はメールでお願いします。

なお,地元兵庫県西宮市では,「はらだソーシャルワーカー事務所」を立ち上げ,成年後見等の権利擁護の案件を中心にやっていきたいと思っています。「はらだソーシャルワーカー事務所」は,NPOか一般社団での法人化を目指していきたいと思っています。ですので,兵庫県の皆さんも今後もよろしくお願いします。

一応,原田の来年度はこんな感じです。再来年度はまだわかりませんが,重ね重ねよろしくお願いします。

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2011年2月24日 (木)

昨日,本日と国立のぞみの園のセミナーで群馬県の高崎に行ってました

23日から本日24日と群馬県の高崎市に行き,国立のぞみの園のセミナーに参加してきました。

23日の前半のシンポジウムは私もシンポジストとして出席しました。

今日は聴衆としての立場でしたので,かなり気楽だったのですが...

国立のぞみの園の皆様には理事長様をはじめとして皆様によくしていただきありがとうございました。

特に,今日の3人の講師の皆さんのお話は,非常に興味深いものでした。今後の仕事や研究に生かしていきたいと思っています。

生まれて初めての,長野新幹線。ちょっと感激でしたね。

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2011年2月20日 (日)

勝手にプチ書評「ルポ 出所者の現実」~私のおすすめ本

次のプチ書評は「ルポ 出所者の現実」(斉藤充功著:平凡社新書)です。

高知への往復の車中は,この本の読書でほとんど費やしました。

講演の後は宴会でしたので,本を読む余裕は無でしたが(土佐流の返杯が初めてで,失礼をしたかも...)

さて,書評です。内容はテーマ―そのものです。著者の斉藤充功氏は刑務所ルポなどで有名な方で,この本の中の高松刑務所の取材などは,数年前に発行された雑誌ですでに読んだ内容とほぼ同じでしたが,受刑者がどういった姿勢で懲役に臨んでいるのかもよくわかるものでした。

しかし,刑務所の現実,そして今出所者が置かれている状況を出所者へのインタビューで伝えるとともに,自立更生センターなど今始まったばかりの更生保護の取り組みについてもルポルタージュされていました。高齢受刑者の問題についても書かれていました。私としては以前このブログでも紹介したようなことを思っているので,同感できるものでした。

ようやく我が国の更生保護が刑事手続から福祉へと舵をきったところですが,この本には,明治時代に社会事業として更生保護事業を開始した,金原明善のことも書かれていていました。

その金原明善と共に更生保護事業を起こした人物の一人として,西郷隆盛の挙兵に呼応した「立志社の獄」に連座したとされて獄に落ち釈放された,元土佐藩士岡本健三郎という人物も紹介されていました。残念,これはこの本のエピローグの終わりで,読んだのは当然高知からの帰りの車中でした。ウーン,行きの車中で読んでいたら高知でのお話のネタになったのにm(__)m

更生保護の入門書としてもいいのかなぁーと思う本ですね。

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2011年2月18日 (金)

昨日は高知で講演でした

昨日は高知市で講演でした。高知の皆さんお世話になりました。おいしいものも食べることができて,本当にありがとうございました。

高知では,これから地域生活定着支援センターができるとのこと

高知の皆さん頑張っていいセンターを作ってくださいね。

講演のとき,うっかり言い忘れたことがありました。「うちの本棚は高知刑務所製です」絶対言おうと思ってたのですが...

Imgp0194

ところで,これが岡山駅で撮った「南風」です。これに乗っていきましたというだけで,あまり意味がありません。もっぱら乗り鉄の原田です。

ちなみにまだ高知なんです。さて,そろそろ高知駅に向かいます。

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2011年2月16日 (水)

緊急!「罪を犯した知的障がいのある人の弁護と支援」アマゾンで社会福祉の本の10位に!

今日だけかもしれませんが,今朝アマゾンの「罪を犯した知的障がいのある人の弁護と支援」のページを「まだ在庫待ちなのかぁー」と思って見ると,社会福祉の本の10位になっていました。なぜか医療関連科学にも分類されていて(「知的障がいのある人」だから?)そこでも22位でした。

ちなみに社会福祉の本は,この時点で15,819件です。

何かのまちがい?アマゾンのシステムのトラブル?新聞記事の効果?正直,アンビリーバブルですw(゚o゚)w

Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 6,749位 (本のベストセラーを見る)

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福祉 力に再犯防げ~「罪を犯した知的障がいのある人の弁護と支援」毎日新聞記事URL

「罪を犯した知的障がいのある人の弁護と支援」2月15日毎日新聞夕刊記事のURLです。しばらくの間はこのURLでUPされていると思います。

http://mainichi.jp/kansai/news/20110215ddf041040022000c.html

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2011年2月15日 (火)

福祉 力に再犯防げ~「罪を犯した知的障がいのある人の弁護と支援」毎日新聞夕刊記事

「罪を犯した知的障がいのある人の弁護と支援」の記事が,本日(2011年2月15日)に毎日新聞夕刊(おそらく大阪本社版)に載りました。

でっかく見出しに「福祉 力に再犯防げ」となっていて福祉強調ですが,本の内容は「弁護と支援」ですから,あくまでも刑事弁護と福祉的支援のコラボレーションとしての実践を開設した弁護士,ソーシャルワーカー向けの指南書です。

まあ,なんとなく1日遅れのバレンタインというところでしょうか( ̄ー ̄)ニヤリ

とりあえずPDFファイルにしてみました,↓↓↓からダウンロードしてください。

「2011.2.15mainichiyuukann.pdf」をダウンロード

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2011年2月14日 (月)

勝手にプチ書評「加害者家族」~私のおすすめ本

「加害者家族」(幻冬舎新書 鈴木信本:著)という本を読みました。

被害者に家族があると同時に,加害者にも家族があります。また,被害者も加害者も家族という場合もありますね。実は殺人の被害者で最も多いのは,身内であると言われています。

マスコミに追い回される加害者家族,ネットでの中傷,無言電話や中傷電話など,加害者家族ということだけで,いわれなき罪を背負わされている実態をこの本は伝えてくれています。

私も経験があります。犯罪をして逮捕され,その記事が実名で名前が載ってしまった人の家族が近隣から排斥されそうになったことがありました。

事件を起こしたことで,家族が居所を隠し,一切連絡を絶ってしまった例もありました。

ある意味,加害者家族も犯罪被害者なのかもしれません。殺人など大きな事件を起こしてしまった場合,その加害者家族は自分の身内のした犯罪のために苦しみ,自殺する人もいるのです。

この本も加害者養護の立場では一切なく,加害者家族に対する社会的制裁という矛盾を指摘しています。

被害者支援は当然ですが,加害者の家族も福祉の支援の対象になると考えています。犯罪はまずは個人の責任であり,家族の責任ではありません。それでも,親や配偶者の立場の人たちの多くが責任を感じ,謝罪するのです。

日本では加害者家族のみならず,被害者やその家族が中傷されたり,ありもしない事を面白おかしく報道し,まるで被害者が被害に遭って仕方がないような生活をしていたとされたりすることには極めて疑問があります。

これは,権利擁護の問題であると感じました。

小説では,映画化もされた東野圭吾の「手紙」(文春文庫)が加害者家族の姿を描いています。

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2011年2月13日 (日)

大食いと摂食障害

フードファイターとしてテレビの大食い女王決定戦に出ていた人が摂食障害であり,テレビ番組出演の際も嘔吐していたことを自らのブログでカミングアウトしていました。彼女は今治療施設にいるようです。

テレビ番組で大食いをして,食べたものを嘔吐していたからと言って,視聴者はガックリくるでしょうが犯罪ではありません。私はやっぱりと思う反面,少しガックリ...ですが,ギャル曽根さんや赤阪さんは本物と思っています。

大食いものの番組を見るとスッとする反面,世界ではその日食べることすらままならず,死んでいく人がいることを考えさせられたりします。

さて,原田は罪を犯した摂食障害のある人何人かの支援をしています。全員女性です。

特に思春期の頃,身近な人に「少しぽっちゃりしたね」などと容姿についての感想を言われたことをきっかけにして,やせるために食事をとらないようになったら,「少しやせたね」などと言われたといったエピソードーがきっかけとなって,摂食障害となったという場合が多く見受けられます。

拒食してやせる→しかし飢餓状態になる→大食する→食べたことが不快であったり,食べてしまった自分に腹が立ったりして嘔吐する→拒食してやせる。といった負の連鎖が続いていく場合が多いのですね。「やせる」といった点で女性が多いのです。

皆さん,「おいおいそれ以上やせようとしてどうするの」というぐらい細い方が多いです。しかし,容姿を気にされているので,よほど関係がとれるまでは容姿の話はいっさいしません。

なぜ摂食障害ベースの犯罪があるのでしょうか,最も多いのは万引き,とりわけ食品万引きです。「今食べたい」「吐くものを買って食べるのはもったいない」といったような心理が自己抑制を奪ってしまうようなのです。

やせたいからと言って,薬物に手を出してしまうケースもあります。覚せい剤に手をだした芸能人は,やせを指摘されることが多いですね。昔,覚せい剤はやせ薬と言われていたころがあります。

勿論,摂食障害のある人すべてが万引きをするわけではありませんが,論文などを読むと,摂食障害のない人に比べるとかなりの高率であることがわかります。

摂食障害は広義の精神障がいであって,脳に病変のある統合失調症などの狭義の精神障がいとは異なります。刑事司法手続において外国では責任能力に影響を与えるとしている場合もありますが,わが国では責任能力への影響はほぼ認められません。

私の感覚では,シンプルに摂食障害だけという人は少なくて,うつ病やその他のうつ的エピソード,人格障害などの他のメンタルな部分のハンディーがある人の方がほとんどで,皆さん苦しんでおられるのではないかと思うのです。

ただ,福祉職として言えることは,摂食障害が要因となって犯罪をするという生活支障が生じている以上,そのニーズ解決を図るためには摂食障害を治療しなければなりません。

つまりは,摂食障害を治療することで再犯が防止できるのであって,摂食障害を治療しないことにはどんな刑罰を与えようとも再犯可能性は低くならないとも言えると思います。

もし,受刑そのものをきっかけに摂食障害が好転していれば,受刑はその人にとってはある意味よかったと言えるでしょう。

ただ,もう少し司法の目が摂食障害に向けられないかなぁーと個人的には思っています。

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2011年2月11日 (金)

今日から3連免業日,雪がふっています

今日は,普段雪はあまり降らない阪神地域の南部も雪が降っています。寒いですね。

姫路,加古川,明石も雪でしょうね。暖房設備のない刑務所は冷たいでしょうね。刑罰なので仕方がないと言えばそうですが...今日から3日間は寒い免業日でしょうね。

私は飛び石免業日で明日は仕事ですm(__)mもっとも,土日祝も仕事のことがけっこう多いのですが...

来年度からは,原田は学校教員なので土日祝は休めるのでは?いえいえ,そうもいきそうにありません。

元々ゆっくり休める性分ではない,というのもあるのですが,土日祝や代休は講演等への出講,成年後見の仕事,相談支援などとソーシャルワーカーとしての仕事や研究をする日にあてたいと思っているのです。ですからお仕事やフィールドをください(笑)

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2011年2月10日 (木)

今日はとってもいいことがありました

昨日朝に仮釈放中の人から電話があり。「今日就職の面接にいきます」とのことでした。仮釈放後すぐに地域の相談支援に結びつけた人で,報告の電話がちょくちょくあるのです。障がい者雇用で求職をしていました。

「面接頑張って,決まったら教えて」と伝えておいたのです。

今日また電話があり,「来てくれって言われました」とのことでした。よかったです。受刑中も継続してかかわりを持っていた人で,本当に良かったと思いました。

「今度はちゃんと(障がいを)わかってくれて,話もちゃんと聞いてくれるから。」と伝えておきました。

普段,あんまりいい話は聞かないことが多いのですが,こういうことがたまにあるとホッとします( ̄▽ ̄)

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4月からの予定

4月から原田は大阪府内の学校で専任教員となる予定です。

毎日専従は当然無理ですが,今までやってきたような相談支援(特にリーガルソーシャルワーク)は,研究のために続けていきます。

ですので,フィールド探しをしています。個人的にも当たってはいますが,相談支援のフィールドとして支援の現場について,週1日程度与えていただくと幸いですので情報を下さい。校務に差し障りがなければさらにもう少しOKで,土日の活動も含みます。ただ,講演とか学校行事の時は,ごめんなさいになります。

大阪府内で勉強会や研修会,さらには相談会などもできたらいいだろうなぁーと勝手に思っています。そういったものの段取り情報や場面を貸してやろう情報なんかも待っています。もちろん時間が許す限り別の府県でもOKです!(^^)!

そして手伝っていただける方も大募集です。

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ある死刑判決の確定

昨年10月14日に,2人の高齢者の強盗殺人などで1審2審共に死刑判決が最高裁で確定した藤崎宗司という死刑囚がいます。

一部の報道で触れられていましたが,藤崎死刑囚は知的障がいであるという事実があります。

多くの報道は,あまりこの事に触れていません。藤崎死刑囚は自動車窃盗等で複数の前科がありますが,知的障がいがあることを周囲の人がある程度気がついてはいても,刑務所には行くものの何とか働いている彼に福祉の支援が入ることはなかったようです。

もちろん本件は冤罪の疑いはなく,2人の尊い命を奪っているのですから極めて重大な犯罪です。死刑という刑罰が残酷であるか否かの判断は別にして,現行法では死刑判決が出ても仕方がないともいえるような事件です。被害者遺族にとってみれば,極刑に処してほしいというのは当然のことでしょう。それは重たい事実です。

ただ一方で,知的障がいのある人が今まで何の福祉の支援も受けることがなく,服役を繰りかえし,最終的には複数の殺人をおこして死刑囚となったことも重たい事実だと思います。勿論犯罪の責任は,まずは本人という前提の上です。

報道だけで判断はできませんが,本人も障がい認知はできていなかったのではないでしょうか。また,障がいによる認知のゆがみは,何回受刑しても規範意識をもたせることができなかったのではないかと思いました。

また,社会防衛のためにも,犯罪行為を含む生活支障が生じている障がい者については,アウトリーチ的なアプローチをおこなって行くことが大事なんだとも思いました。ただ,福祉の支援は本人に拒絶されるとどうしようもないのですね。

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2011年2月 9日 (水)

今日は国立のぞみの園の研究委員会で1日東京でした

今日は1日東京でした。東京は久しぶり,といっても数ヶ月ですが...

行きの新幹線では,ほとんど仕事をしていました。手書きの書き物だったので,揺れるたびに乱れが(^_^;)

会場は新橋です。しかし,東京は人が多い!大阪でも人酔いしてしまう私ですが,平日の日中でも山手線は混んでいて,本当に人が多いと思います。

帰りの山手線で,精神障がいと思しきひとが乗ってきて,幻聴と会話をされていたのですが,チャキチャキの江戸言葉だったのでちょっと感動してしまいました。「あーあ,ため息なんてついっちゃってさ」ってなんて具合です。

家族のリクエストの東京ばななを買って,17:30東京発ののぞみで帰ったのでした。しかし,N700は窓側席にすべてコンセントがあって,PCも使えて快適であります。新幹線全部がN700にならないかなぁー

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2011年2月 8日 (火)

犯罪をした高齢で障がいがある人について

最近,犯罪をした高齢で障がいのある人についての相談が増えたような気がします。

受刑中に疾患によって,肢体や視覚などの身体障がいになっているケースや,認知症など,加齢に伴う障がいがある場合や,知的障がいなど18歳前の原因による障がいが元々ある人もいます。

まさに,更生しようにも働けない。帰るところがなければ,どうすることもできません。

犯罪白書を見ると高齢者の犯罪は増えていて,平成2年には10000人にも全く満たなかった65歳以上の一般刑法犯の検挙者数は,平成21年には48000人を超えています。急増していると言えるでしょう。

また,重罰化の影響もあるでしょう。有期懲役の上限が30年になったので無期懲役の刑期が平均31年と少しになってしまったことも大きいですね。無期懲役が15年で仮釈放になるというのは,いまや大きな過ちです。法的に15年で仮釈放できるにすぎません。

ちなみに無期懲役は,釈放されても仮釈放ですから恩赦でもなければ,死ぬまでか刑執行の停止があるまでは仮釈放,つまり一生保護観察が付くのです。さらに仮釈放ですから,身元引受人が必要です。保護会でも勿論かまいませんが...30年以上殺人など重罪で服役した人に身元引受人がいるというのは厳しいのではないかと...

犯罪をした高齢で障がいのある人の問題は,これから大変な問題になってくると思っています。

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2011年2月 7日 (月)

ひょっとして「罪を犯した知的障がいのある人の弁護と支援」売れている?

左サイドバーにある「罪を犯した知的障がいのある人の弁護と支援」のアマゾンへのリンクをクリックして見てください。

いきなり,2~4週間後発送になっています。現代人文社さんがどの程度アマゾンに配本したのかわかりませんが,発刊4日後にいきなりアマゾンで在庫切れです。

他の書店を見てみると,紀伊国屋WEBも在庫が僅かになっていました。丸善&ジュンク堂には在庫があるようです。

ひょっとして売れているの?このマニアックな本が!( ^ω^ )

少しびっくりしています。

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大阪2児遺棄事件起訴されました→解離性同一性障害(多重人格)について

大阪の2児遺棄事件の苗容疑者が起訴されて,被告人となりました。

解離性同一性障害(多重人格)の疑いもあり,起訴前鑑定が行われていましたが,事件時の責任能力有と判断されたわけですね。

そもそも日本での解離性同一性障害の人への責任能力の判断ですが,主人格ではない他人格がおこなった犯罪であっても,それぞれ人格が宿っているその人が行なったということから,判例では「「別人格が現れたとしても、人間としての連続性は保たれており、責任能力はあった」とされていたりします。

つまり,完全ではないにしろ責任能力が認められるということかと思います。

あの有名な24人の人格を持つ男であるビリーミリガンは,強盗強姦罪を犯しましたが,解離性同一性障害によって責任能力がないとされ,精神病院で治療が行われました。今は,映画監督をしているそうですが...

この解離性同一性障害は,治療法もまだまだ確立していないようです。多くの解離性同一性障害は,児童虐待や暴力が原因となっています。とくに性的虐待を受けた人が多く,女性が多いのはそのせいなのでしょうか?ビリーミリガンも男ですが,継父から性的虐待も受けていたようです。

解離性同一性障害に対しての福祉的支援は必要かと思いますが,むしろそれを引き起こすような児童虐待に対して,福祉の立場に立つものは積極的に動くべきであると思います。

私が関わった解離性同一性障害で重大な事件をおこしたケースについても,児童虐待さえなければあの事件はなかったと思っています。「虐待を防ぐのは大人であり,その大人が子どもを守らなければならない,他人の子でも守る。」という当たり前のことを忘れた社会になりつつあるのかと思ってやまないのです。

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昨日は神戸でのリーガルソーシャルワーク研修に出講しました

昨日6日(日)は兵庫社会福祉士会更生支援委員会主催のリーガルソーシャルワーク研修会に出講しました。前半は私の講演で,後半は元オーストラリア・ビクトリア州政府職員,同州ソーシャル・ワーカーの水藤昌彦さんをメインにした討論会でした。

水藤さんは,現在大阪府内の通所事業所の管理者をしていますが,以前は,オーストラリアのビクトリア州で行政マンとして知的障がい者の司法福祉に従事されていた方で,「罪を犯した知的障がいのある人の弁護と支援」の著者の一人であり,「発達障害と司法」の分担執筆者の一人でもあります。また,A-unitという私もメンバーのアドボカシーユニットの4人のうちメンバーの1人です。

この研修会は少人数であったこともあり,中身の濃い研修会になったと思います。福祉の世界では,まだまだ刑事手続に関する分野はマニアックな部分なんですが,高齢受刑者の増加などこれから一層着目される分野かと思っています。

昨夜は心地よい疲れでした。

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一期一会のロッシュです

兵庫県西宮市にあるNPO法人 つながりの小規模作業所「一期一会」では,クッキーやパンを製造販売しています。原田はこのNPOの会員でもあります。

障がい者がつくったものというコンセプトではなく,市場で売れるものをというコンセプトがあって,味を追求しています。

家族のリクエストでロッシュを買ってきました。食べると口の中で溶けてしまうような食感があります。

買ってきたのは,プレーン,いちご,緑茶の3種類です。

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2011年2月 4日 (金)

「罪を犯した知的障がいのある人の弁護と支援」売り出しが始まりました

「罪を犯した知的障がいのある人の弁護と支援」の売り出しが始まっているようです。

アマゾンを覗くと,一時的に在庫待ちの状況になっていました。

いろんなネット書店で売っているようです。福祉系の本に強い書店と法律系に強い書店と両方に出ているのが面白いですね( ̄ー ̄)ニヤリ

より多くの人にこの本を手に取っていただくことで,こういった支援を多くの弁護士とソーシャルワーカーが実践してほしいと切に願っています。

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2011年2月 3日 (木)

2月出講予定

出講予定を載せないのですか?というコメントをいただきました。

正直なところ,そういう感覚がまったくありませんでした。

講演等は,基本的に土日が多いですが,今月は平日が多いです。

なお,申し込みに当たっては,会場定員の都合や,対象者を絞っている場合もありますので,必ずお問い合わせください。

2月6日(日)13:30~16:30 リーガルソーシャルワーク研修会

兵庫県福祉センター内新研修センター(大会議室)

↓↓↓開催要項です

「11.2.6.L.S.W.Kensyu-Kobe.pdf」をダウンロード

2月17日(木)14:50~16:50 触法しょうがい者支援を考える・第二回講演会

高知市文化プラザ かるぽーと 6F 第3学習室

↓↓↓開催要項です

「11.2.17.syokuhosyougaisyanosienwokangaeru-Kochi.pdf」をダウンロード

2月23日(水) 13:30~15:30 国立のぞみの園福祉セミナー2011でのシンポジウム

セミナー自体は23日13:00~24日15:30までです。

高崎シティギャラリーコアホール(群馬県高崎市)

↓↓↓開催要項です

「11.2.23-24fukushi-seminar-Takasaki.pdf」をダウンロード

3月は今のところ1本だけですが,2月の終わりにご報告しますね。

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2011年2月 2日 (水)

ついに10000アクセスを超えてしまいました

ついに10000アクセスを超えてしまいました。

8月の開設から5か月半ほどで10000アクセスを超えました。

8月に何気なしに,実名で意見表明しようと思って開設したこのブログですが,いろんな方に読んでもらってほんとうにありがとうございます。

私は,触法障がい者や高齢者の福祉的対応の体系化を研究しています。リーガルソーシャルワークは,ソーシャルワークの方法論の一つと考えていて,成年後見人などを含むリーガルソーシャルワークの中に,司法ソーシャルワークがあるのかなぁと思います。

そういった点で,いろんな方と意見交換などできれば嬉しいです。(一応,社会福祉学修士なので...)

体系化の作業の一環というか触法知的障がい者対応についての集大成が,「罪を犯した知的障がいのある人の弁護と支援」かなぁーと思っています。

10000アクセス越えを機にしてというわけではないのですが,刑事手続におけるリーガルソーシャルワークそのものについてもこの場で論を展開していきたいと思っています。

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2011年2月 1日 (火)

10000アクセスまで目前です

10000アクセスまで目前になりました。

明日に10000は確実です。

開設して1ヶ月と半。10000です。皆さんありがとう。

このブログ共に私は未来に進んでいます。

死ぬまで続けていきたいですし,死ぬまでソーシャルワーカーでいたいです。

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今日から2月ですね,ようやく行先が見えてきました

今日から2月ですね。相変わらず厳しい寒さです。北陸や東北等雪害で被害を受けている皆様は,大変なことと思います。

私の行先はようやく見えてきました。色々不安なこともありますが,すべての形が決まってから,ちゃんとお伝えしますね。

どういう形にせよ,成年後見人や触法障がい者対応といったリーガルソーシャルワークを続けていくことは,今までしばしばお伝えしてきたとおりです。

今月は,神戸,高知,高崎で講演やシンポ。会議で東京行きを予定しています。

今月から7月まで毎日ウイークリーをとることにしました。もちろん,国際犯罪学会大会対策です。

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