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2011年2月 8日 (火)

犯罪をした高齢で障がいがある人について

最近,犯罪をした高齢で障がいのある人についての相談が増えたような気がします。

受刑中に疾患によって,肢体や視覚などの身体障がいになっているケースや,認知症など,加齢に伴う障がいがある場合や,知的障がいなど18歳前の原因による障がいが元々ある人もいます。

まさに,更生しようにも働けない。帰るところがなければ,どうすることもできません。

犯罪白書を見ると高齢者の犯罪は増えていて,平成2年には10000人にも全く満たなかった65歳以上の一般刑法犯の検挙者数は,平成21年には48000人を超えています。急増していると言えるでしょう。

また,重罰化の影響もあるでしょう。有期懲役の上限が30年になったので無期懲役の刑期が平均31年と少しになってしまったことも大きいですね。無期懲役が15年で仮釈放になるというのは,いまや大きな過ちです。法的に15年で仮釈放できるにすぎません。

ちなみに無期懲役は,釈放されても仮釈放ですから恩赦でもなければ,死ぬまでか刑執行の停止があるまでは仮釈放,つまり一生保護観察が付くのです。さらに仮釈放ですから,身元引受人が必要です。保護会でも勿論かまいませんが...30年以上殺人など重罪で服役した人に身元引受人がいるというのは厳しいのではないかと...

犯罪をした高齢で障がいのある人の問題は,これから大変な問題になってくると思っています。

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