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2011年5月10日 (火)

クレーン車事故起訴に

栃木県鹿沼市で登校中の小学生6人がクレーン車にはねられ死亡した事故で、宇都宮地検は9日、容疑者(26)を自動車運転過失致死の罪で起訴した。地検は被告が運転中にてんかんの発作を起こしたとし、08年に起こした別の事故もてんかんが原因と断定。この事故は当時「眠気」が原因と認定され、高瀬一嘉次席検事は「てんかんの捜査をしていれば今回の事故が起きなかった可能性がある。残念だ」とコメントした。

 起訴状などによると、被告はてんかんの持病があり、医師に運転しないよう指導されていたのに、4月18日午前7時45分ごろ、クレーン車を運転。てんかん発作で意識を失い対向車線にはみ出し、登校中の市立小4~6年の児童6人をはね、死亡させたとしている。

 また地検は、被告が08年4月に当時小学5年の男児をはねた事故も再捜査の結果、てんかんが原因と断定した。当時、被告は執行猶予付き有罪判決を受けたが、原因は「眠気」とされていた。

 起訴を受け、警察庁は9日、意識障害などを起こす病気にかかっている運転免許申請者に正確な病気の申告を促すよう、都道府県警に通達した。被告が免許の取得・更新時に申告していなかったことを踏まえた。【岩壁峻、鮎川耕史】(毎日新聞)

本件は起訴されました。起訴できると簡易鑑定上も判断されたのでしょう,多くの尊い命が奪われたのですから,当然と言えば当然かもしれません。

ただ,てんかんという障がいをもっと社会が理解しなければ,いけないのではとも思うのです。

てんかんで就職がうまくいかないケースを知っていますが,労働安全や発作時の周囲の目を重視するあまりに,てんかんのある人が雇用に至らず,てんかんを隠して働かざるをえない場合もあると思います。

てんかん発作で死に至ることは極めてまれです。もっとてんかんを広く社会が理解することが大事かなぁーと思うのです。

この,被告人には,正面からてんかんに向き合ってほしいと思います。罪を償ったら,障がいにあった仕事をして自立してほしいと思うのです。

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