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2011年8月

2011年8月30日 (火)

裁判員疑似体験ゲーム

イザの記事です

裁判員裁判への理解と関心を深めてもらおうと、大阪弁護士会の弁護士が、裁判員を疑似体験できるパソコンゲームの開発を進めている。弁護士自らが作るだけあってリアルさにこだわる一方、法的なものの考え方を身につける「法教育」が新学習指導要領にも盛り込まれる中、大阪弁の人物を登場させるなど、子供たちにも親しみやすい内容。同会での手続きを経た上で、来春にもホームページ(HP)に無料公開する。

いまどきの弁護士さんなんですね。

この記事を見て思ったのですが,裁判員用の鑑定医の尋問のシュミレーターができないかとか,知的障がいのある人向けの「犯罪をすればどういった手続がなされるのか」といったわかりやすい刑事司法手続シュミレーションゲームなんかができないのかとか,いろいろ思いました。

私の経験では,裁判員裁判では障がいなど裁判員には普段かかわりのないことをどう理解してもらうかがポイントかと思います。

ある私が関わった裁判員裁判では,Drが解離性同一性障害について視覚もつかってわかりやすく説明されたのですが,裁判員にはうまく伝わらなかったようでした。ある程度理解のある者にはわかりやすい話でも,その疾患名すら聞くのは初めてという人にとっては,さっぱりわからなかったのでしょうね。

それから,司法手続きというのは,一般人には難しく,特に知的障がい者のある人にとっては理解することが難しいのです。執行猶予となっても執行猶予の意味が分からない,拘置所の確定区で刑期が終わったので自分は実刑にならなかったと思っているなどなど,刑事手続きを理解することは再犯防止にもつながるのです。また,知的障がいのある人にわかりやすいものは,一般の人,福祉関係者にもわかりやすのですから用途が広そうな気もします.

「だれかつくってくれないかなぁー」と思う他力本願な原田でした。

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2011年8月29日 (月)

7歳男児 傷害致死事件

スクーリングや学会などで,休みもあまりとれず家族から恨まれる(!)日々が続いています。時々熱発したりして体調もいまいちですが,8月末までの書き物と,9月の学会やスクーリングなどをとにかく乗り切ればと思っていますが,9月からの後期には通学の方の講義にも立たないといけませんし,さてさてどうなることでしょう(>_<)

さて今話題のこの傷害致死事件

 「奥さんが『T、目を開けて、パパ困らすんか』と言っていた」(近所の人)
 「大声出して、コラー。(T君が)泣いたら、泣くなと言っていた。かわいそうだった」(近所の人)

 T君はY容疑者と前の夫との間にできた子どもで、軽度の知的障害があり、生まれた直後から児童養護施設に預けられていました。今年3月にY容疑者から申し出があり、児童相談所はT君を家に帰しましたが、先月14日、Y容疑者から育児の悩みを訴える電話があったということです。

 「T君がごめんなさいと言えないので、イライラする。私自身の体調も悪いし、いっぱいいっぱいだという電話だった」(市教委の担当者)

 警察の取り調べに対し、M容疑者は「プロレス遊びでふざけて放り投げたりしたら、ぐったりした」と容疑を認めていますが、Y容疑者は「突き飛ばしていない」と否認しているということです。T君の体にはタバコを押しつけられた痕やアザがあったということで、警察は2人が虐待を繰り返していたとみて調べています。

勿論いきなり家に戻したのではなく,外出や外泊を重ねたうえで自宅に戻したのでしょう。被害者のT君は,知的障がいがあって特別支援学級に在籍していたようです。ほかの子どもさんよりも,もっとしっかり見てあげる必要があったのでしょうね。いきなり障がいのある子の親になるのは,かなり難しいでしょう。できないことを理解することがどれだけ重要であるのかをわかるには,大人としての高い資質が求められるのではないかと思います。

この被疑者の両親は,そこまで至っていなかったのではないのでしょうか?そして,それがこの子を守らなければならないはずの他の大人には見えなかったのではないかと感じました。勿論,そうだからと言ってこの両親が法的に許されるわけではありません。

どんな命も守らなければなりません。ましてや,生後3か月で乳児院に措置され,児童養護施設で就学前まで過ごし,なおかつ知的障がいのあるT君にとって,本当は家族との生活の中で,社会の一員となっていくべき経験をしていくはずだったのではないでしょうか?

彼の障がい特性理解がされていないために,こういったことが起きてしまっているのであれば,周囲の大人たちは取り返しのつかない過ちをしたといえるのでしょう。

福祉関係者として,誠に無念さを覚える事件です。

「猫の方がかわいい」と我が子をひとりを餓死せしめ,さらにもうひとりに取り返しのつかない障がいをおわせた親も検挙されていましたが...

虐待というものについても考えていかないといけないとつくづく思います。被害者側のことは勿論,加害者側のことも含めて考えるべきかと思います。

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2011年8月26日 (金)

第12回日本司法福祉学会大会が近づいてきましたが

7月11日の記事にも書きましたが,私は9月3日~4日に関西福祉科学大学で開かれる第12回日本司法福祉学会大会の分科会に登壇します。

「12_shihoufukushigakkaitaikai.pdf」をダウンロード

そろそろ用意をしないといけないのですが,まだできていません(^_^;)

今月末までに国際犯罪学会世界大会の日本犯罪心理学会の方の発表報告の原稿をあげねばなりません。

頑張らないと...

9月4日午後の兵庫社会福祉士会と兵庫県精神保健福祉士協会主催の国家試験対策講座の資料はできました。

来週末は極めてタイトな日程です。そしてその翌週日曜日は,すっかりミニではなくなったミニ公開講座です。

とっても自虐的ですね。

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2011年8月24日 (水)

疑問で情けなかったこと

今日以前の職場から電話がありました。触法ケースの件で旧知の事業所の人が私と連絡を取りたいとのこと。そのことで夕方に昨日から携帯に電話をしているようなのですが,なぜメールできないの???メールアドレスは伝えているはずなのに?そしてなんで夕方の電話なの???

そんなことしている間に深刻になったらどうするの???危機介入の意識はないのかとも思えます???

それよりも,担当圏域内なのだからまずケースとして受けるように話をするべきでは?私は,阪神南圏域の相談支援事業所の職員ではありません。

1年かけての引き継ぎは無駄でした。本人中心主義がわかっていない。情けないなぁー。私の実力不足です。

通勤帰りの難波駅での電話だったので手短に済ませたのですが,????だらけでした。

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2011年8月22日 (月)

公開講座記事が毎日新聞に掲載されて以降

先週金曜日に毎日新聞に公開講座の記事が掲載されて以降,学校の方にお電話の問い合わせが当日からこの土日に結構ありました。

金曜日から日曜日まで,通信課程のスクーリングだったり,土曜日はオープンキャンパスだったので学校は私も含めて休日出勤の職員で開けていましたので対応できました。載ったタイミングがよいといえばよいですし,土日でも学校に問い合わせされる方が結構いるんだなぁーと妙に感心してしまいました。

さてさて,問い合わせをいろいろいただいていますが,今回の公開講座以降も継続して何かをやっていきたいと思っていますが,頻度や内容などはこれから考えていきたいと思っています。

9月11日(日)のご案内と申込書は次の通りです。

「11.09.11minikoukaikouza.pdf」をダウンロード

南海福祉専門学校のHPは次の通りです。

http://www.nansen.ac.jp/

なお,HPからメール送信が可能です。

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2011年8月21日 (日)

弁当の麦飯(バクハン)

今まで何回か,私が麦飯を基本的に食べているということを書きました。

その麦飯が7:3の刑務所配合(?)ということも書きました。

私の持って行っている弁当の麦飯がこれです。携帯で撮ったので,あまり写りが良くないのですが...

Bakuhanbentou_2 

繊維質が多くて体に良いらしいのですが,そういう意識は全くありません。美味いのでというのが理由です。ちなみに,麦の匂いがダメな人はこの配合では厳しいかもしれません。

こんな今どきのプラスチックの弁当箱ではなく,アルミ(黄色の入った)弁当箱の方が似合いそうですね。その反面,折や漆器は全く似合わないですね(笑)

ちなみに,おにぎりもたいてい麦飯です。シンプルにごま塩だけのことが多いのですが,ごま塩と麦のマッチングがいいんですよ(笑)

その他,雑穀ご飯やおこわも大好きです。何年も前のことですが,精神保健福祉士の実習に行ったとき,病院の給食で雑穀米が出た時があり,職員さんの不評が多い中で私は喜んでお代わりをしていました。

今書き物や発表の資料作りなど仕事がたまっていて,本来こんな流暢なことを書いている場合ではないのですが,気分転換に書いているのです(^_^;)

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2011年8月20日 (土)

昨日の毎日新聞大阪夕刊にミニ公開講座の記事が載りました

昨日の毎日新聞大阪夕刊の社会面トップに9月11日(日)に予定しているミニ公開講座の記事がデカデカと載ってしまいました。下に記事を置きます。

「2011.08.19mainichiosakayukan.pdf」をダウンロード

地域版あたりに載せてもらえるかも?というのはあったのですが,何と社会面トップにw(゚o゚)w

公開講座のはずが養成講座になってしまった感が(*_*)

写真はないものの,かなり派手ですね(笑)「高石の専門学校」,高石市内の専門学校と言えば,南海福祉専門学校(南専)しかありません。

とりあえずのミニ公開講座だったのですが,これから研究会等でやっていきたいという原田の希望がそのまま載っています。定期的にはというと厳しいのですが,何かの形で細々ながら継続していきたいとは思います。

もはやミニの域を脱してしまいそうです。

20110819mainichiosakayukan011

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2011年8月18日 (木)

京都医療少年院からの見学に立ち会いました

今日は京都医療少年院からある事業所への見学に立ち会いました。

もちろん,仮退院のための見学です。非行グループにも属したことのない発達障がいの少年で,もう4年も少年院で過ごしています。

相談があったとき「この子は早くだしてあげないと」と思ったのです。

本人と京都医療少年院の職員の皆さんや,本人のお母さん,保護司さん,保護観察官といった大勢での話し合いと見学でしたが,和気あいあい!?としていました。京都医療少年院の皆さんは別ケースも含めての顔見知り(笑)なので,私としては特に問題なく。もちろん,主役の少年も面接はしていますので問題なしでした。

ただただ,この少年には自立して幸せな生活を送ってほしいと思うのです。

日本の少年法は国親思想に支えれれているのです。いろんな事情があって仮退院できなかったこの少年が,大人たちの支援に支えられ自立し,国の力になってほしいと真剣に思いました。

この少年と,お母さんさえよければ,これから長らくこの少年と付き合っていきたいと思います。

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2011年8月17日 (水)

自立された方に会ってきました

昨日は,以前出所時支援をした方が最近自立されたので,久しぶりにお会いしました。新居に訪問させていただいたのです。

全盲の視覚障がいのある方ですが,入所型施設を経て無事自立されました。後天性の視覚障がいなのでご苦労も多いのですが立派に自立されていました。

ヘルパーに毎日来てもらっているとのことで,穏やかにされていました。

私を含めその時支援した人たちへの感謝の言葉を何度も述べられるのですが,私たちが支援したことよりも,ご本人が障がいに負けず気丈に努力されたことが自立につながったのであって,私たちはきっかけをつくったのにすぎないのではと思いました。

あの時刑務所に迎えにいった人が,今こうやって自立されていることが大変うれしく思いました。

知的障がいや精神障がいなど,生活上の支えが多く必要な方の支援をしていると,処分が終わってから数年たっても,ケアホームや入所型施設などでの支援の段階であったり,親や子どもさんのもとで一定の支援を受けている方が多いのです。

しかし,この方は身寄りがないこともあって,一人住まいでの自立をされました。そのことが,ただ単純にうれしいのです。

今は,地域で多くの支援が入っていて私が支援に口を出すような必要性はありませんが,時々は訪問して様子をお伺いしていきたいと思っています。

この訪問で興奮したわけではないのでしょうが,帰宅途中から体調が悪くなり,帰って検温すると38度を超える発熱でした。鼻水が止まらず夏風邪のようです。

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2011年8月14日 (日)

祝!ブログ開設一周年

ついにこのブログを開設して1年がたちました。

アクセスは50000を超えました。と,言っても震災関係の記事がヤフーのニュース記事にリンクされたので一瞬で飛躍的に伸びたのです。

この1年間で,一羊会退職の決断,南海福祉専門学校への転職とすいた以和貴での実践研究開始,「罪を犯した知的障がいのある人の弁護と支援」出版,国際犯罪学会世界大会への登壇などなどいろんなことがありました。

また,このブログで知り合った方も数多く,本当に開設してよかったと思います。

生ログを見ていると,毎日読んで下さる方もおられてありがたいと思っています。

これからも,思いや感じたこと,知ってほしいことをリーガルソーシャルワーカーと市井の研究者の立場で示していきたいと思っていますので,どうぞよろしくお願いいたします。

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2011年8月11日 (木)

障害者基本法改正~司法手続における配慮等~

障害者基本法の改正で新設された第27条の「司法手続における配慮等」は下記の通りです。

第27条「司法手続きにおける配慮等」

 国又は地方公共団体は,障害者が,刑事事件若しくは少年の保護事件に関する手続そのほかこれに準ずる手続の対象となった場合又は裁判所における民事事件,家事事件若しくは行政事件に関する手続の当事者その他の関係人となった場合において,障害者がその権利を円滑に行使できるようにするため,個々の障害者の特性に応じた意思疎通の手段を確保するよう配慮するとともに,関係職員に対する研修その他必要な施策を講じなければならない。

ようやっと法律でこういうことが日本においても明記されたのですね。

「個々の障害者の特性に応じた意思疎通の手段を確保するよう配慮するとともに,関係職員に対する研修その他必要な施策を講じなければならない。」の部分には,可視化や調書の確認などへの配慮も入っていると思量できますね。研修というのは警察官や法曹に対する研修も当然入ってくるのでしょうね。

ただ,ひとつ重大なことが抜けているような気がします。それは,司法手続の中,特に成人の司法手続きの中で障害者を見つける手段は担保されていないということです。

障害があるか否かどうかを被疑者段階で悉皆的に専門家が判断しなければ,警察官や検察官,あるいは弁護人の判断に頼るというのは,いささか問題があるのではないでしょうか?

現に,私が関わった人で,義務教育は特別支援学校に在籍し,なおかつ,非行で知的障がい発達障がいのある人たちを対象とした少年院で2回処遇されながら,大人になって前科が数犯あっても一度も知的障がいの指摘をされたことがないという人がいました。

結局,入り口で判断しないと,「調子がよくなんでもハイハイと供述する奴」が本当は知的障がい者で,障害による生活支障のために犯罪を繰り返し,シャバとムショを行ったり来たりしているということにもなりかねません。

私は,この規定ができた以上,被疑者段階での障がいの判断を悉皆的に行うことが絶対に必要だと思うのです。警察官や検察官,あるいは弁護人に障がいに気づいてもらった人は正しく扱われ,気が付かれなかった人はそうでないというのは,法の下の平等に反することだと思います。

これからの成り行き,法相がどうしていくのかを見守りたいと思います。

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2011年8月10日 (水)

知的障がいの疑いのある容疑者についての取り調べ可視化について

法務省は8日、知的障害の疑いのある容疑者45事件39人に対し、7月末までに取り調べの録音・録画を実施したと発表した。

一部は全過程の録音・録画を実施したが、件数は明らかにしていない。

このほかに、地検特捜部と特別刑事部も、計10事件18人に録音・録画を実施した。

毎日新聞 2011年8月9日

まずは,可視化が始まっていることはよしと思えますね。

ただ,この数がどうなのか?と思うのです。知的障がいだけではなく,コミュニケーションの難しい発達障がいの人はどうなんでしょうか?

まずもって問題なのが,知的障がいや発達障がい,精神障がい等で可視化が必要な人かどうかの判断を検察がするのはどうなんでしょうか。

私は,独立した第3者が可視化の必要性を判断するべきかと思います。

そうすることで,被疑者段階で障がいのある人が発見され,その後の司法手続きの方向性にも一定の影響を与えると私は考えます。

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2011年8月 9日 (火)

国際犯罪学会セッション参加②

昨日は日本犯罪社会学会企画の公開シンポジウム「判決前調査制度の国際比較 -合理的量刑のための制度的方策として」に登壇しました。

今度は同時通訳付きで,なおかつ会場も神戸国際会議場の301号室とかなり大きなところでした。外国の先生のうちお二人は来日できず代読でした。

スコットランドのTata先生はスカイプでの参加でした。生まれて初めて目の前でスカイプを見たのと,同時通訳機というものを使いました。

出席者は,会場の割にはそれほど多くありませんでしたが,短い時間ながらの会場との議論は大変有意義でした。思っていたよりもご質問をいただきありがとうございました。

終了後先生方との打ち上げもあり,お話をお伺いすることでまた感銘をうけました。

法学と社会福祉学の接点が更生保護や判決前調査にあたるような更生支援計画の作成と証言といった支援なんだなとつくづく思わせられました。

大変良い勉強をさせていただきました。また,今後の研究の方向性を見つけることができたような気もします。

企画や運営に当たられていた先生方につきましては,本当にありがとうございました。心から感謝いたします。

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2011年8月 7日 (日)

国際犯罪学会世界大会セッション参加①

昨日は,神戸で行われた国際犯罪学会世界大会での日本犯罪心理学会企画のシンポジウム「知的障害のある非行少年・犯罪者の支援:家族、地域、施設の連携から」に登壇しました。

100人ほどの盛況で,なおかつ知っている先生方がたくさんおられました。

何とか,やり遂げたという感じですかねぇ。参加していただいた先生方には,大変お聞き苦しかったのではないでしょうか?失礼しました。

日本語のみのセッションだったので,少しは気が楽でしたが,他の演者の先生方やスタッフの先生方には本当にご迷惑をおかけしたのではないかと思います。

懇親会にもご紹介いただきありがとうございました。

ただ,「心理学」となると私にとっては専門外の世界で,何となくアウェーを意識してしまったのでした。

昨日は神戸で花火大会をやっていて,帰りの阪神電車は臨時急行が出るなど,かなり混んでいました。花火は当然見ていません(笑)

明日,8日は日本犯罪社会学会企画の公開シンポジウム「判決前調査制度の国際比較 -合理的量刑のための制度的方策として」に登壇します。今度は同時通訳付きで,外国の先生も登壇され,なおかつ会場も神戸国際会議場の301号室とかなり大きなところで,さしもに少し緊張しております。

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2011年8月 5日 (金)

国際犯罪学会第16回世界大会について

今日から神戸市で国際犯罪学会第16回世界大会がはじまりました。

以前からお伝えしていましたように,原田は2つのセッションに登壇します。

明日 8月6日(土)14:15-17:30 神戸国際会議場 402室

日本犯罪心理学会企画

知的障害のある非行少年・犯罪者の支援:家族、地域、施設の連携から

これは,大会登録者のみが参加可能です。

英文PDF 「11.08.06hansin kokusaihanzaigakkai.pdf」をダウンロード

明々後日 8月8日(月)17:15-20:30 神戸国際会議場 301室

日本犯罪社会学会企画

判決前調査制度の国際比較 -合理的量刑のための制度的方策として
これは,一般公開ですのでどなたでも参加できます。

日本語HP http://hansha.daishodai.ac.jp/kokusai/index.html#session8133

全く心の準備ができていない原田です。

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2011年8月 4日 (木)

ツイッターとフェイスブックのリンクをはりました

ツイッターとフェイスブックを始めました。左のサイドバーのリンク集にリンクをはっています。

まだ使い方がいまいちわかっていないので,使いこなせていません(^_^;)その上に,書き込む時間がありません。ツイッターなら短いのでとも思うのですが...

下にも,リンクをはっておきます。

ツイッター

http://twitter.com/#!/SW_Harada

フェイスブック

http://ja-jp.facebook.com/sw.kazuaki.harada

です。

フェイスブックはお友だちリクエストをお待ちしています。

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2011年8月 3日 (水)

ある少年の逮捕

関わっていたある少年が逮捕されました。保護観察中で20歳目前の逮捕です。

罪状も悪く逆送されて刑事裁判を受ける見込みです。

以前から周囲の者は慎重になっていて,それなりの支援も行っていました。

しかし,この少年の心の闇は深く,なかなか周囲の大人に本当の思いを話すことはできずにいました。

犯罪は計画的かつ悪質,冷酷。とても障がいに起因するとも思えません。本人は調べで障がいのことをことさら主張しているようですが...

いかんせん,どう考えても障がいの影響とは言えない犯罪でした。

もっとも,周囲の対応の責任は0かといわれれるとそうではないのでしょうが...一番いけなかったのはこの少年の本質を見抜けなかったこと,そういう支援体制であったことでしょう。

大変いい勉強になりました。ソーシャルワークって本当に利用者が一番の指導者です。

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2011年8月 1日 (月)

毎日新聞社説から~障害者基本法改正~

個別分野では「司法手続き」と「選挙」が注目される。刑事事件で障害者が判断能力の弱さにつけ込まれて自白調書を取られて冤罪(えんざい)事件になったケースが数々ある。改正法では個々の障害者の特性に応じた意思疎通の手段の確保、関係職員の研修などを義務づけた。また、障害者が選挙権を行使できるように配慮することも盛り込まれた。

毎日新聞の本日の社説の抜粋です。

まずは,司法手続きに書かれています。

「刑事事件で障害者が判断能力の弱さにつけ込まれて自白調書を取られて冤罪(えんざい)事件になったケースが数々ある。」,宇都宮事件などのことですね。このブログでも大阪の放火冤罪事件などをとりあげましたが,個人的にも冤罪ではないかというケースにかかわっていますし,冤罪でなくとも,事実とは違うのでは???といったまま裁判になっているようなケースもありました。

前にも書いたように,「やったんやな」(怖いので)「はい」,(調書を読み上げて)「これで違ってるところはないな」,(何を読んだのか意味がわからないけど)「はい」,なんてことは,絶対にないようになるということですね。

かなり前に,知的障がいのある人への判決言い渡しで,裁判官が気を使って一生懸命わかりやすく説明しようとしたのですが,慣れないことをしたのでますますわかりにくくなっていたといった笑い話のような場面を見ましたが,そういうこともなくなるのかなぁと思います。

「障害者が選挙権を行使できるように配慮することも盛り込まれた。」ということで,今,違憲を争って訴訟になっている,成年被後見人の選挙権,被選挙権の問題にも影響するのでしょうか?民法改正があるのかもしれませんね。

また,北欧のように,どんな障がいのある人でも理解できる選挙公報や政見放送などがされるようになるのでしょうか?

いずれにせよ,障害者権利条約の批准を見据えての障害者基本法改正です。努力規定が多いという問題もありますが,とりあえずこれは障がい者制度改革推進会議の初仕事というところなんでしょうか。

この件は,リーガルソーシャルワーカーとして,特にこの「司法手続き」と「選挙権の行使」について突っ込んで書いてみたいと思っていますのでよろしくです。

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