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2011年9月26日 (月)

少女が母の勧めで覚せい剤使用,小学校6年生時から売春強要という事件について

 覚せい剤取締法違反(使用)容疑で8月に北海道警に逮捕された札幌市内の無職少女(16)が、調べに対し「母親に勧められて覚醒剤を打った。母には『売春で金を稼いでこい』と言われ小学6年から売春をしている」と供述していることが20日、捜査関係者への取材で分かった。売春で得た金は全て母親に渡し、母親の覚醒剤購入に充てられることもあったという。

 捜査関係者によると、少女は数年前から40代前半の実母と再婚相手の養父(35)=覚せい剤取締法違反(使用)で起訴=らと生活。養父の捜査の過程で、少女の使用容疑が発覚した。母親は覚醒剤使用で逮捕歴がある。

 少女の道警への説明によると、少女は小学6年から母親に言われて1回1万円程度で売春し、全額を母親に渡していた。母親は働いていなかった。少女は中学にもほとんど通わず、中学1年から2度中絶しているという。

 母親の服役中は児童自立支援施設で過ごしたが、出所後は母親の求めで再び同居した。最近になって体調を崩し、母親に「薬をやったらすっきりする」と言われて6月ごろから覚醒剤を打ち始めた。養父の注射でこれまで約10回使用したと供述している。

 道警は20日、この少女にいかがわしい行為をしたとして札幌市豊平区の男(36)を道青少年健全育成条例違反容疑で逮捕した。この男は覚醒剤の密売人とみられ、実母の指示で覚醒剤を購入するため接触していたという。

 少女は少年鑑別所で調査を受け、間もなく少年審判が開かれる見通し。母親は養父の家庭内暴力を受けて事件前から別居している。少女から母親への恨みや怒りの言葉は無いという。【伊藤直孝、小川祐希】

毎日新聞 2011年9月20日

とんでもない母親ですね。虐待の極みのような話です。こんな母親でもこの少女にとってはかけがえのない親であり,家族だったのでしょうか?悲しくなる話です。

この少女は覚せい剤使用等で中等少年院送致の保護処分になったのですが,私は,また暗雲たる気持ちになりました。この少女の場合,身元引受人も監護できる環境も家族もないような気がするのです。でも,身元引受人や監護できる環境がないと,仮退院ができません。

教育効果があり再非行の可能性が低くなっても20歳までこの少女は少年院にいることになるのでしょうか?彼女にとって真の安らぎを得られるような生活ができる場所で,彼女を受け止めてほしいと思います。

札幌の保護観察官の腕の見せ所?

成育環境って本当に大切なんだなぁーと思います。

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