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2011年10月19日 (水)

久しぶりに触法ケースの話をじっくりしました

最近は,実習巡回等で忙しくこのブログにもあまり記事を書けないでいます。

さてさて,今日は他府県のケースの件で,その援護の実施者の行政,支援センターの皆さんとじっくりお話をすることができました。

知的障がいのある触法のケースでしかも家庭に問題あり。よくある話です。ただし初犯で,犯行内容は犯意が薄く,どちらかというとはずみであって,命にかかわる恐れがある犯罪で結果も重大だったので一発実刑になったようです。再犯可能性は低いとのことでした。

出所後の施設生活がうまくいかないようで,集団生活は苦手な様子でした。自立生活の経験があるようです。

そこで,本人中心の視点で考えると,保護することよりも自立のほうが望ましいのでは?衣食住は確かに施設やグループホームで保障できても,集団生活である以上人間関係の負担が増してしまいます。

この人の場合,地域の中で一定の支援を受けながら生活した方が良いのではと判断しました。

事情があって出身地には戻れないようなので,住む場所は考えないといけないようですぅが,そのあたりは,それにつなげる細かいテクニックも提案させてもらいました。

どんなケースも本人中心主義で考えることが大事で,まずは,施設が通所がホームがから考えるのではなく,本人にとって何がベターなのかを考えるべきだと思います。福祉をやっている者は,どうしても箱ものサービスを利用することがベストになりがちです。しかし,本人中心主義に立つと,人によってはそうでない場合もあるのです。インフォーマルなサービスが良い人や,見守り支援が良い人もいるのですね。

知的障がい者にとってホームに居住し,通所サービスを利用したり就労することがあたかも一番いい,あたりまえといったような考え方をされている方々とかつて一緒に仕事をしていた時期がありましたが,相談支援の私の立場から言うとNOです。ライフスタイルは人それぞれなのです。

本人中心主義を福祉をする者は絶対忘れてはいけません。

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