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2012年6月 3日 (日)

出所した人から連絡がありました~嬉しいこと~

今日先だって出所した人から電話で連絡がありました.

知的障がいのある人で,障がい認知もしているのですが,手帳はありません.

小中と特別支援学級に在籍し,知的・発達障がいのある少年を対象とする少年院に2回保護歴がありながらです.

この人の裁判の時に,検察官から「なぜ知的障害者だと判断したのか」という質問がありました.

思わず,笑みをだしてしまいながら「小学校,中学校は特別支援学級に在籍し,知的障がいと発達障がいのある少年を対象とする少年院に2回保護歴があるからです.」と答えたと思います.

結果として論告では,初めて検察も彼の障がいを認めていました.

彼は穏やかな人で,少し話すと知的障がいのあることがわかります.養育環境に恵まれなかったことが彼が犯罪をすることへ導いていました.今でも家庭環境には恵まれていません.

話を聞くと,彼は今ちゃんと働いていて,今いる保護会からもうすぐ出て一人暮らしを始めるそうです.

少年院にいたときに得た資格を活かして就労しています.

就労して自立することは十分できる人ですが,寄り添う人がいません.手帳を取得することを本人も望んでいるので,手帳を取得して補助人をつけられるといいなと思っています.

「ありがとうございます」という彼の感謝の言葉がいまでも耳に残っています.

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コメント

知的・発達障害者の方が、軽犯罪を犯したり、ホームレスやニートになる率が多いというデータもありますが、皆結局は何らかの家庭の事情があり、中には親もそういう子どもを支えきれない親自身の課題を抱えている場合もあるのかもしれません。

 ただ、そういう人たちに対して社会福祉士としての原田さんは優しい眼差しを向けていらっしゃる。
 私の周りに「社会福祉士」という資格でそのような関わり方をしている人は少ないです。なんか、自己満足のためだたり、社会福祉士という隠れ蓑で人脈を確保するためだったり、自分が認められたいためだったり・・・。
 そのような知的障害や発達障害を抱える人たちを上から目線の物言いで、表面的には支援しているつもりでも、裏では嘲笑的な言動が多い。そのうえ県士会では役職などしていたりすると、社会福祉士という人たちは皆そういう感覚なのかと勘ぐってしまいたくなります。
 (すみませんが、私の周りにはそういう人が実際に存在しています)

投稿: TTmama | 2012年6月 4日 (月) 02時19分

TTmamaさん
いつもコメントありがとうございます.

社会福祉士に限らずどの業界にもいろんな方がおられます.これが世の常,人の常でしょうか?

以前勤めていた法人では,法人の利用者には役に立たない,こういった活動はあまり好まれていませんでした.その集団よって福祉のモラルの質も変わってくるということでしょうね.これもどんな業界でも見られることですが.

最近はいろんな人がいるのが社会であって,自分にとってモラルを逸脱した人や集団からは離れておきたいと思っています.

投稿: 原田です | 2012年6月 5日 (火) 17時52分

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