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2012年7月 5日 (木)

ある殺人事件の判決で思う~知的障がいのある女性被害者~

ビジネスホテルで99年、知人女性を殺害したなどとして、殺人罪などに問われたM被告(52)の裁判員裁判の判決で、O地裁は4日、求刑通り懲役18年を言い渡した。

 判決によると、M被告は99年12月、ビジネスホテルで、女性(当時40歳)を蹴るなどして殺害した。M被告は女性を殺害後に逃亡したが、11年2月に逮捕された。

 裁判長は「女性が親から受け取る送金をあてにしていたが、送金のめどが立たなくなったことにいら立ち、知的障害者で弱い立場の女性を虐待し、執拗(しつよう)に強度の暴行を加えた。殺害は計画的ではなく未必の殺意にとどまるとは言え、残忍だ」と述べた。【坂口雄亮】(毎日新聞)

この事件,今まで全く気付いていなかったのですが被害者は知的障がいのある女性だったんですね.

これほどではなくても,知的障がいのある女性に監禁被害や避妊なしの性交を強要し妊娠させられるケース,この事件にあるような金品の搾取などなど,特に男性が巧妙に自身に恋愛感情を抱くように仕向けるケースが多いですね.

女性の触法障がい者の場合でも,男性に巧みに誘導されているケースや,直接ではないものの,男性に弄ばれた結果,触法行為に至ったようなケースはしばしばあります.

障がいのあるお母さんの児童虐待でも,よくあるパターンが父親のDVや失踪から起きていたりします.そういった障壁を障がいがあるために解決できないといったことが多いです.

ただし,虐待行為そのものは犯罪なので,理由があるからと言って許されるものではありません.

「守る」ということの大切さをあらためて考えさせられました.

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