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2012年9月

2012年9月15日 (土)

9月12日,13日は新前橋に行ってきました

9月12日,13日と新前橋に行ってきました.国立のぞみの園主催の「福祉のサービスを必要とする罪を犯した知的障害者等の地域生活支援を行う施設職員等研修会」の2日目「地域における支援」に出講するためです.

1日目の夕方ついたので,1日目は参加者も交えた情報交換会とそのあとの,講師スタッフの2次会とひたすらご相伴にあやかってしまったのでした.

朝7:00に朝食!洋定食でしたが,結構な量で食べ過ぎました.

2日目は講義.いつもはスライドだけ見てあまり資料を見ないのですが,1時間と短めということもあって,ペース配分のため資料を見てしまったのが失敗.スライドを送り忘れることしばしばでした.参加者の方本当にごめんなさいm(__)m

今年は,裁判などの入り口支援についてのお話や,地域の中でどう罪を犯した障がい者を支援していくかを事例などもあげてお話しさせてもらいました.正直1時間ではかなりきついのですが,ギュッと凝縮した話を心がけました.

講義の後は,お弁当をいただきました.手作りっという感じの料亭のお弁当です.群馬らしく豚を焼いたものがちゃんとありました.もう本当に群馬の豚は美味い!(^^)!

研修会は14日の昼までなのですが,私は昼食の後帰路につかせていただきました.行きと同様,新幹線を乗り継いで帰ったのでした.

この研修会は12月に新大阪で同じ内容のものが催されます.希望者がめちゃめちゃ多くお断りした方も多かったようで,その対策が考えられるかもというところですかね.

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2012年9月 9日 (日)

またまた前後しますが,9月2日は国家試験対策講座に出講しました

先週の日曜日,9月2日は,毎年出講している,兵庫社会福祉士会,兵庫県精神保健福祉士協会,神戸市社会福祉協議会共催の社会福祉士・精神保健福祉士国家試験対策講座に出講しました.新カリキュラム以降は更生保護を担当しています.

更生保護は社会福祉士の専門科目で,一番最後の4問なのですが,例年結構マニアックな問題が出ています.

ミニ事例問題もあって問題数こそ少ないですが結構内容的には濃い!

毎年「どうすれば理解してもらえるのか」を考えながらお話をします.というのも,更生保護は一般的な福祉をしている人には遠い存在のことが多く,司法手続きとしての色彩も強いので,理解が難しいという声を聞くのです.

ですが,更生保護は事例が毎日新聞に載っている実は身近な存在なのです.新聞の社会面の事件記事を読んで,被疑者がどうなるのかを考えるだけで刑事司法手続の勉強になるのですね.

ですので,有名な事件の事例をあげて説明させていただきました.

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2012年9月 8日 (土)

前後しますが,先月8月27日は特別支援学校でお話をさせていただきました

先月27日は地元の特別支援学校でお話をさせていただきました.

知っている先生もおられて少し懐かしかったです.

この特別支援学校の卒業生のうち何人かが犯罪をしたので私が支援をさせていただいたという経緯があったのでよんでいただきました.

本当は,去年もよんでいただいたのですが別の予定とぶつかってしまい,難しかったのです.

懐かしい校舎を久しぶりに見て少し感動しました.

特別支援学校でも触法行為が問題になっていて,教師の皆さんも意識するようになってきているようでした.確かに学齢期の対応がとても大事だというのは私も痛感します.子どものころの生活環境がもっと違っていれば,こうはならなかったのではといったケースは傾向として多いかと思います.

確かに,教師の皆さんへこういった話をすることは大事だと思いました.

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2012年9月 7日 (金)

9月5日は神戸の障がい者支援センターでお話をしました

9月5日は神戸市内の障がい者支援センターの研修会によんでいただき,お話をしてきました.

この支援センターはかつて犯罪被害に遭った障がいのある人の支援をお願いし,今でも支援してくださっています.

お話は現場向けのお話をさせてもらい,事前に頂いていたご質問にも答えさせていただきました.

何よりも久しぶりに会えた方もいて,ケースの今の状況も聞けて良かったと思います.地元兵庫県でお話しする機会もこうやって時々あり,知っている方の前でお話しするのは,何となく恥ずかしい感じになりますね. 

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2012年9月 6日 (木)

少年法の見直し案について思うこと

 法務省は4日、少年法の見直しについて今月7日に開催する法制審議会(法相の諮問機関)に諮問する要綱を公表した。少年事件の法定刑について5年引き上げるなどの内容。

 要綱では、犯行時18歳未満の少年に無期刑を言い渡す場合、10年以上15年以下の有期にすることができると定める現行規定について、上限を20年とする。また、判決時20歳未満の少年に刑に幅を持たせる「不定期刑」を言い渡す場合、現行規定では短期と長期の上限を5年と10年としているが、それぞれ10年と15年に引き上げる。

 また、家裁送致後に少年審判を受ける加害少年が国費で弁護士を付けられる「国選付添人制度」について、殺人や強盗など重大事件に限られた現行の適用範囲を、窃盗、傷害、詐欺、恐喝などに拡大。家裁送致前に国費で弁護士を付けられる「被疑者国選弁護制度」の適用範囲と同じにし、資力がない少年でも一貫した弁護士のサポートを受けられるようにする。

 一方で、検察官が少年審判に出席できる「検察官関与制度」についても、同じ範囲に適用を拡大。窃盗や傷害などの事件でも、検察官が審判に立ち会い、意見を述べたり、少年に質問ができるようになる。(毎日新聞)

 本件については,ソーシャルワーカーとして,また司法福祉の研究者の立場からして思うことがいろいろあります.あくまでも,福祉の立場,特に実践者としての立場から思うことです.

 まず,重大な犯罪に対し一定年齢に応じた刑事罰が科せられることは当然であると思います.しかし,少年の場合,少年の可塑性を重んじ,国親思想による保護の考え方がまずはベースになっているということを忘れてはいけないと思います.
 あってはならないのは,上が上がったことによって逆送のハードルが自動的に下がってしまうということです.つまりは,今までは家裁送致で保護処分であったような事件が,刑事処分相当の意見が付けられて家裁に送られ逆送されてしまうという事態です.

 現在,14歳以上であると刑事処分を科すことができますが,16歳未満の少年で逆送された事件はありません.しかし,上が重くなったことで下も重くする,つまり,いままでとちがって14歳,15歳であってもすぐに刑事処分相当の意見が付けられてしまうのでは少年法の理念からしてどうなんであろうかと思うのです.重罰化しても,16歳未満の少年への刑事処分は今までのように慎重に判断するべきかと思います.

 また,刑事裁判においては,少年審判のような公的な調査がされないのも改正すべきではないでしょうか,少年審判と刑事裁判とのギャップが大きいような気がします.事件によって精神鑑定はなされたとしても生活環境調整が公的にされないのであれば,少年を裁くとう点でいささか材料不足なのではないかと思えます.もっとも,こういった判決前調査の必要性は少年の刑事裁判だけに限ったことではないかと思います.

 刑事裁判にはなったが,審理した結果55条移送で家裁に事件を戻すという判断が本来もっと検討されるべきで,そのためにもこういった判決前調査が大切なのでしょう.もっともこれは,私だけの意見ではありません.

 さらに,特に可塑性のある少年に対して刑事罰を科した場合,更生保護の充実も重要であろうと思うのですがその点はあまり問題になっていません.更生保護はある意味社会防衛の要素もあるのですから広く一般市民の福祉にかかわることです.重罰化と更生保護の充実は一体化するべきかと思います.

 付添人については,少年審判が非公開であること等をかんがえると,事件によってはソーシャルワーカーももっと積極的に付添人にするべきではないでしょうか.保護処分の場合は特に社会内処遇となった場合の生活環境の調整が問題となってきます.少年事案に関わっていると痛感する部分です.司法手続きの中に福祉的支援を組み入れることで,更生に向けての効果が上がると思います.現実,福祉的支援を入れることで社会内処遇がうまくいき自立更生に向かっていくケースは多くあります.

 根本的な問題として,一般市民には少年法の保護処分は刑罰であるという認識されているケースが多く,保護処分というものをもっと啓発するべきです.たしかに,社会内処遇であっても一定自由を奪われますから刑罰的な要素がOではありませんが,刑事処分の刑罰を重くするのであれば,今一度少年法の理念を啓発するべきではないでしょうか?

留岡幸助→感化院などというのは,福祉関係者でもあまり知らないですよね.

 

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2012年9月 4日 (火)

刑務所での薬物依存からの離脱指導を強化へ

 薬物依存者の再犯防止を図ろうと、法務省は全国の刑務所における薬物依存離脱指導を強化する方針を決めた。覚せい剤取締法違反で有罪が確定した受刑者の割合は男子より女子の方が高いため、13年から加古川刑務所(兵庫県加古川市)の女子受刑者を対象に、心理療法を活用した半年間の新しい指導プログラムの試行を始める。

 再犯防止策の推進を掲げた政府の犯罪対策閣僚会議は7月、10年後の数値目標を初めて盛り込んだ総合対策を決定。薬物依存者に対する指導・支援の強化を明記している。

 全国の刑務所では現在、06年に導入された薬物依存離脱指導が行われているが、具体的な指導方法は各施設の自主性に委ねられている。このため、薬物依存に効果があるとされる心理療法「認知行動療法」を活用しているのは、薬物受刑者を収容する76施設の中でも府中刑務所など数カ所のみ。指導期間も3カ月程度にとどまる。(毎日新聞)

 日本も何となくトリートメントな司法に動いてきているのですかね.薬物の蔓延は日本でも広がってきていますが,できるだけ早くに更なる蔓延は立つべきですね.

 そもそも薬物使用事案に応報刑で対応するよりも,トリートメントな処遇をもって対応するのが私も望ましいと思います.少年院でも同様の対応がなされていますが,矯正施設の処遇よりも以前にドラッグコートのような裁判のありかたも考えるべきではないでしょうか.

 薬物から離脱する人を増やせば,それだけ薬物の流通も押さえられるのですから.懲役刑や今までの教育だけではなかなか離脱につながらないかと思います.

 刑罰を科すだけではなく,薬物から離脱する人を増やすような司法のあり方が望まれます.

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