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2012年12月16日 (日)

大阪の募金詐欺事件に思う

先だって大阪で難病の子どもさんを支援すると騙り,募金活動を行ないその集まったお金を着服していたという詐欺罪でNPO代表他が検挙されていた.

募金した一人一人の額は少額なのかもしれないが,募金をした人の気持ちを欺いたことは重大な罪になると思う.人の善意はかけがえのないものだ.

私はかつて心臓移植が必要な子どもの移植費用を集めるための活動にその会のメンバーとして参加したことがある.その時聞いた話によると,街頭募金をしていると少し離れたところに知らない人が募金箱を持って立っていて,勘違いしてその箱に入れる人がいるようだ.よく,小銭をすべての募金箱に入れてくれる人がいるのだが,そういう場合,入れてしまうのだろう.

今回検挙された案件のように組織的なのは,あまりないのかもしれないが,小さな形では以前から行われていたのだと思う.

心臓移植の募金活動は時間との戦いでもある.できるだけ早く募金を集める.その間に病気は進行していく.渡航したからといってすぐにドナーが見つかるとは限らないし,ドナーが見つからなければ滞在期間も長くなり費用もかさんでいく.

だから,こういった活動をしているメンバーは必死なのだ.この事件によって,真剣にこういった活動をやっている人たちが,市民に疑われてしまうかもしれないという悲しいことになりかねないということになる.
小さな子どもが小さな手で募金をしてくれるときの瞳は忘れられない.募金したいという子どもに虚偽の募金を疑った親が「嘘かもしれないのでダメ」と言うようになれば,これもとても悲しいことだと思う.

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