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2013年2月22日 (金)

障がい者福祉サービス事業所での虐待

先だって福岡県で就労継続支援B型事業所で,次長という管理職で,理事長の息子で法人役員という立場の職員が,知的障がいのある利用者の頭をダーツの的代わりにして千枚通しを投げつけたという容疑で検挙されていた.

少し前には,千葉でグループホームを経営する社会福祉法人の元理事長が精神障がいのある利用者や職員に暴行した容疑で起訴されている.

なぜ,こんなことが起きるのだろう.児童養護施設でもこういうことが起きていた.恩寵園事件は有名だ.

人の生活を支える者,しかも,経営者として指導者として支援者たちの上に立つものがこんなことをする.

また,こういった事件は,内部告発によって明らかになっている.立証するために一部心ある職員たちの活躍によるものだ.

経営者,管理職として,本来は守らなければならない人とたちを虐げ,職員を雇用者という権力で押さえつける卑劣な行為だと思う.

福祉という公益の仕事において経営や管理を担う人々のこういった行為は,厳しく断罪され重い刑事罰が科せられるべきだと思う.警察官が犯罪をするのに等しい.

上のものになることによって,支配者となっていったのだろうか.確かにこれほどひどいことはしていないが,管理職になって,支配者意識が出て変わったなという人は福祉の世界で見てきた.恐ろしいのは利用者に合わせ職員という,サービスの提供者まで一緒に支配してしまうのだ,管理ではなく支配である.

障害者虐待防止法が施行されて5カ月近くがたつ.これからもっと恐ろしい事実が出てくるかもしれない.

苦情解決制度や第三者委員会など少しずつ社会福祉事業を経営する法人に対しての権利擁護の制度は進みつつある.人の人生と命を預かる社会福祉の仕事だからこそ,オンブズマン制度や弁護士による視察や意見聴取制度などでもっと透明にするべきだ.

表面上は穏やかに見える事業所でも,利用者や職員への権利侵害が行われていると私は認知している.

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