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2016年6月

2016年6月 4日 (土)

ある判決から〜若い女性の薬物事案〜

気が重い話を書きます.

薬物などで少年院に複数回送致されたことがある,若い女性の話です.

出会いは,少年院でした.彼女は,母親から薬物を使わされ,売春までして親の分の薬物も手に入れていました.まともな子ども時代を送ったことがありません.唯一まともな生活に近かったのは,少年院です.

20歳になって,仮退院が終了し,しばらくして,母親が食わせたシャブで錯乱し,警察署に駆け込みました.そして,逮捕,起訴.

勾留されて,判決は執行猶予付有罪.そして,拘置所からシャバヘ.

自助団体にうまくつなぐことができず.結局危ない人の元へ行ってしまいました.

子どもの頃からまともな生活を送ることができず.親からシャブを食わせられ.矯正施設を出て,まともな生活をしろと言われても,まともな生活をしたことがないのにどうしたらできるのか.

我々,支援者の無力感を感じます.本当にAさんごめんなさいね.もっと早くに段取りしておけばと,悔いています.なんとか彼女が更生できますよう.祈るしかありません.

つらい気持ちで一杯です.

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