映画・テレビ

2018年11月18日 (日)

薬物依存症者への悪意に満ちた表現に『No』を言う会 の署名に賛同してください

署名活動を行っています。WEB上での署名も可能です。皆様のご協力をお願いします。

薬物依存症者への悪意に満ちた表現に『No』を言う会 のページ

株式会社 テレビ朝日御中

拝啓 時下、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

さて、2018年11月7日(水)に放映された「相棒」において、以下のような場面がありました。

・覚せい剤を使用していると、「殺人などの凶悪な事件を犯すようになる」と受け取られる描写
・覚せい剤を使用していると「自分のこともまともに話せなくなり、意思疎通できない精神状態になる」という描写
・犯人の女性に「シャブ山シャブ子」という名前をつけている場面
・女性に自ら「シャブ山シャブ子」と名乗らせる場面

このような描写は、薬物依存症者及びその家族の人権を侵害し、深く傷つけるものです。

薬物依存症は、様々な偏見が根強い病気です。そして、そのために薬物依存症者が必要とする治療やリハビリテーションにつながりにくい現状があります。

今回の「相棒」における女性の覚せい剤依存症者の描写は、薬物依存症者、特に女性の薬物依存症者へのヘイトスピーチにすらなっていると感じます。

高視聴率を維持している「相棒」のなかで、あのような描写が行われることは、「覚醒剤依存症=犯罪者=凶悪な人間」という偏見を助長し、薬物依存症者に対する差別を強化するものに他なりません。

国連は「今、世界で起きている薬物の問題を解決するためにわたしたちがすべきことは、法的措置によるアプローチから薬物使用者の人権を最優先にしたアプローチへの転換である」というキャンペーンを行い、WHOとともに、世界各国に薬物問題の非犯罪化と健康問題として扱うことを求めています。このような世界的な潮流のなかで、貴社の番組において薬物依存症者及びその家族の人権侵害が行われたことを非常に残念に思います。

私たちは、テレビ朝日と11月7日に放映された「相棒 season 17」第4話の脚本家、監督に抗議します。

また今後同番組において、薬物依存症が回復可能であることなど、薬物依存症についてきちんと取材をし、損なわれた人権を回復する試みが行われることを切に願っています。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年11月15日 (木)

3年前に出演したNHK福祉ネットワークがYou Tubeにアップされていました

教材探しでYou Tubeを検索しているとなんと3年前に私が出演したNHK福祉ネットワークの番組「罪を犯した知的障害者と向き合う②」がUPされていたのを発見しました.最近UPされたようなのです.

3年前なのに今頃UP?

という感じなのですが,ちなみにUPされた「haglerhaglerhagler」という方は絶対に私ではないことを断言しておきます.
なお,私が出た番組の前日に放映された,黒羽刑務所と播磨社会復帰促進センターを取り上げた「罪を犯した知的障害者と向き合う①」もUPされていました.
いずれも4日前のUPになっていますので10月11日にUPされたのかと思います.録画をまだ持っている方がおられたというのがびっくりです.
一応リンクを張っておきます

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月29日 (金)

最近気になるポスターから

大阪府内に住んでおられたり,私のように勤め先がある方は駅などで次のような大阪府警の警察官募集のポスターを見たことはないでしょうか?

21g20110527ddd1900358g20000_2

これって思いっきり「OSAKA」関西圏ですよね。私も子どもの時よくこんなことを言いました。これって関西だけのフレーズなんでしょうか?今の私ならば,「ごめんですんだら,警察も検察も裁判所も刑務所もいらんわ!」でしょうか(笑)確かに知的障がいの人にはこのフレーズは耳に入りやすそうなので,つい,「そんなことやって,あやまったら許してもらえると思ってんのかなぁー。ごめんですんだら警察はいらんわ!」とか言ってしまうのです。

他には

080513tikan_akan_s

というのもOSAKAらしいですね。昔,野毛洋子さんひきいるヨーコぶるーすばんどというのがあって「おっさん何するんや」というチカンに遭っている女性の言葉の歌があったんですが,それを思い出しました。最後が「おっさんアホか」という言葉で終わっているのですが,ついそれを思い出して笑ってしまいました。

この「あかんで」の「んで」が関西的なんでしょうね。

実写映画化されて,もうすぐ公開の忍たま乱太郎というアニメがありますが,原作者が西宮市のお隣の尼崎市出身ということで,関西弁の人が出てきます。「お残しはゆるしまへんで~っ」というフレーズの「食堂のおばちゃん」がそうですが...それに通じるものがあるなぁーとつい思ってしまいました。

それにしても,チカンはあきません。性犯罪です。最低でも迷惑防止条例で,ともすれば強制わいせつになってしまいます。被害者のトラウマも強いですから。「ごめんですんだら警察いらんわ」どころのことではありません。

ただ,冤罪も多いのが痴漢ですね。映画化されたりしていました。通勤で電車を使うようになった私ですが,幸い,それほど混んでいない電車での通勤なので,チカンの冤罪事件に巻き込まれることはないと思っています。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)